Photographed by AikoShibata、山科拓郎
日本を代表する皮革産地として名を馳せる、兵庫県たつの市。この地から生まれ、machi-ya でプロジェクトを実施している「革袋2ーKawa Fukuroー」は、サステナブルなアイデアから生まれたユニークなバッグです。
品質は高いものの、さまざまな理由で市場に出る機会を逃してしまったデッドストック革を利用し、新たな価値を創造。たつの市の職人たちの想いが込められたバッグの魅力をチェックしてみました。
使い勝手を重視した、持ち手が自立する設計
過去にもmachi-yaでプロジェクトを実施し、今回で5弾目のプロジェクトとなる「革袋2ーKawa Fukuroー」。シンプルで時代に左右されないデザインが、革の魅力を引き立たせます。
サイズは縦26×幅24cm。置いた状態で持ち手が自立するよう、補強テープを入れてステッチを施すことで、より自然な持ち方を可能としています。
コンパクトながら、iPadや財布なども収納できる容量
マチは11cmに設計されているので、見た目以上の容量を確保。コンパクトながらも必要な物はしっかりと収納できる設計です。
試しに、iPadと財布、本を入れてみましたが、まだ容量には余裕がありました。メガネケースやモバイルバッテリーなどを追加しても問題なさそう。日常のお出かけなら、十分な容量ですね。
小物が迷子にならないよう、内部にポケットが設けられているのも見逃せません。そのサイズは縦12×横10.5cmで、iPhone 13 miniがすっぽり収まりました。
鍵やリップクリーム、イヤホンなどの収納スペースとしても重宝しそう。トートバッグって、中で小物を見失いがちなので、これはありがたいですよね。
軽量でありながら本革の風合い
本革でも約142gと軽いのは、衣料用の軽量革を使用し、裏地を必要としない特殊加工によるものです。この軽さは、折りたたんでサブバッグとして持ち運ぶ際に活きてきます。
旅行中、荷物量を減らして観光を楽しみたいときは、このぐらいの気軽に使えるサイズ感&軽さがいいんですよね。
革の個性を楽しむ
デッドストック革の個性は、表面のシワやキズに表れています。これらは動物たちが生きていた証拠であり、それぞれの革には独自の物語が刻まれている…と言っても過言ではないかも。
「カラー指定あり」のリターンとして用意されているカラーは、ブラック/キャメル/ブラウン/レッドの4色。どのカラーもコーディネートに取り入れやすそうな色合いです。
一方、少しおトクに支援ができる「カラー指定なし」のリターンでは、上記の4色以外のカラーがお手元に届く可能性も。革や染色の個性を最大限に楽しむという意味では、面白い選択肢だと思います。年末年始の運試しを兼ねて、偶然に身を委ねてみては?
デッドストック革に触れるのは初でしたが、正直なところ品質に違和感はほぼナシ。キズやシミ、シワなどは長く愛用するにつれて増えていくものですし、行き場のないデッドストック革を解消できるなら、素晴らしい試みだと感じました。
起案者の想いをご覧になりたい方は、下記リンク先ページをぜひ覗いてみてくださいね。
デッドストック革を愛着の湧くモノへ。手に馴染む質感と柔らかな使い心地を楽しむ革袋 9,085 カラー指定なし/18%OFF machi-yaで見る !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")