そんな不測の事態に対応するシステムをアメリカの自動車メーカー「フォード」が開発しました。
シートやシートベルト、ハンドルに搭載したセンサーによって、ドライバーの心拍数や体温を計測。くわえて、ドライバーのステアリングやブレーキの使用状況を解析することで、発作などで意識を失っているのか、眠っているのかなどドライバーの状態を調べることができるのだそう。
ドライバーが運転できない状態であると判断された場合には、自動運転で安全な場所まで移動し、停車させることが可能だと説明されています。また、離れた場所にいる医師が直接ドライバーを診察できる医療システムも導入される予定です。
既にインドで初期テストは完了しているとのこと。もしこのシステムがすべての車に標準搭載されれば、「居眠り運転」のリスクも減りそうです。もしもの時にも、自動で安全な場所まで退避してくれるなんて究極のセーフティ技術。
実用化されたら、たくさんの人々の命を救う、大きな発明になりますね!
Engineers develop a car that can monitor your HEALTH as you drive – and take over if you become ill or fall asleep [Mail Online]