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こちらは、ブラジルで手話のインストラクターをしているHélio Surdosさんと、眼と耳が不自由なCarlosさんと一緒にワールドカップを楽しむ様子です。生まれつき耳が聞こえず、14歳の頃から視力も失ってしまったCarlosさんですが、彼らなりの工夫をこらしてワールドカップを全力で満喫していますよ。一連の様子が動画に収められているので、さっそく覗いてみましょう。
RegianeさんとSurdosさんがまず行ったのは、特製のサッカーフィールドを作り。これをベースにしてCarlosさんに状況を伝えていきます。立体的なゴールや、凹凸のあるフィールドにすることで、位置が把握しやすくなっているんですね。
国歌斉唱のところでしょうか。胸に手を当てて、心を1つに。
ゲームが始まりました。Surdosさんはプレイヤーの位置を、Regianeさんはプレイヤーのナンバーやカード、失敗などをSurdosさんの背中から伝えます。
ブラジルがゴールすれば両手を上げて喜び、失敗すれば悔しがる。みんなと同じように、ワールドカップを全力で満喫していますね。その暖かい光景を見ているだけで、自然と笑みがこぼれます。
この動画を投稿したSurdosさんは、この動画について以下のように述べています。
「私たちは彼に、みんなとおなじ感覚を味わって欲しいの。そしてあらゆる生活の中にそのための解決方法があるってことを示すのが、このビデオを投稿した狙いだったのよ」
どんなハンデを持っていても、困難が待ち受けていても、自分たちなりの工夫をこらせばいつだって全力でその状況を楽しむことができる。彼らにそう教えられるようですね。
Brazilian Teacher Helps Blind and Deaf Friend Experience Live World Cup Matches[MY MODERN MET]
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2014/06/178143/