メディアアーティストとして活躍するKarolina Sobecka氏が制作したのは「Cloud Machine」という、雲を作ることが出来る装置。ロッテルダムの「V2_」の展示会用に制作されたアートプロジェクトの1つです。
コンピューター、GPS、カメラなどの入った箱をバルーンを使って空高くに飛ばします。決められた高度に達するとCNN(雲の種)と呼ばれる粒子を水蒸気に乗せて大気中に噴射。そのCNNに大気中の水蒸気が集まり、雲を成形するというもの。「Cloud Machine」に取り付けられたカメラによる動画はこちらになります。
最後は木に落下。
この映像ではよくわかりませんが、実際にこの装置で雲を作ることが出来たそうです。意外にも簡単に作れるものなんですね。
地球温暖化対策の最後のワイルドカードとして議題にあがることもある「人工雲」。太陽光を人工的に遮断して地球上の気温を下げる方法のようですが、自然を操ると言うのはなんだか恐い気がしてきます。
Cloud Machine [Amateur Human]