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4月7日(日)に広島のCLUB LEOPARDで開催されたアニクライベント「やばきゅーぶZ vol.4」へ行ってきました。せっかく広島に行くのだから、ほかのイベントはないかと探していたところ、前日に早見沙織さんが広島でコンサートをすることが分かったので、こちらにも行くことにしました。
■宮島・広島市内を観光
貧乏人なので移動は高速バスです。料金は往復で2万1000円でした。5日(金)21時30分過ぎにバスタ新宿を出発。翌日9時ごろに広島に到着します。今回の小旅行はノープランだったのですが、宮島に行きたいとは思っていたので、スマホで宮島への行き方を検索。JR広島駅から山陽本線に乗り、宮島口駅に着きます。その後はフェリーに乗って宮島へ。かなり遅くなってしまいましたが、厳島神社で初詣となりました。
日本三景の1つというだけあって、素晴らしい風景ですね。
広島駅に戻り、有名な食事処・マクドナルドで仕事をします。マクドナルドJR広島駅店はWi-Fi環境こそないものの、電源が使えるため、旅行者にはありがたいのです。
14時15分に作業終了。早見沙織さんのコンサートは広島駅から歩いて行ける場所(徒歩45分)にあるのですが、17時15分開場なので時間があります。というわけで、広島市内を散歩することにしました。
まずは広島城を目指します。天守閣は、なかなか立派なものでした。しかし、それよりも気になったのは、公園内にある大きな卵型の物体です。どうやら夜になると光るみたいです。この後、広島護國神社にお参りします。
その後向かったのは、アニメイト広島店。オタクグッズを見ていると、旅の疲れも癒されます。同じビル内にあるゲームセンターでは「アイカツフレンズ!」もプレイしました。
その後、原子爆弾爆心地、原爆ドームを巡ります。原爆ドームを最初に見たのは高校生の時でしたが、その時の感想は「思っていたよりも小さい」でした。しかし、あらためて見てみると、その存在感の大きさが分かります。
そして早見沙織さんのコンサート会場・広島JMSアステールプラザ大ホールに到着。コンサートは、本当に素晴らしかったです。
■早見沙織 2nd CONCERT TOUR 2019“JUNCTION”LIVE 広島
今回は2ndコンサートツアーの初回。前回・1stコンサートツアーも、初回の大阪公演(2016年10月14日)に行ったのですが、成長が感じられました。前回は初めてということもあり“てさぐり感”、ネガティブな言い方をすれば、自信を持ち切れていないように見えていたのですが、今回は明確なチャレンジの意志が伝わってきました。
まずは音に対するこだわり。ステージ上で奏でられる音だけで曲を届けるというコンセプトがあり、自由なアレンジ、ステージが繰り広げられていたと思いました。そうした中「メトロナイト」という曲で、早見沙織さんが引くために用意されたキーボードから、音が出ないというハプニングが発生します。楽曲中にスタッフが出てきて調整するも、どうも直すのは難しいそう。すると早見沙織さんは間奏、演奏ではなくスキャットを披露します。「なんのためのキーボード?」となったものの、結果的に良い感じに仕上げる。こうした場面からも、ステージに対するこだわりが感じられました。
“ステージ上で奏でられる音だけ”に関係しているかもしれませんが、衣装チェンジの時間も短かったことが好感を持てました。衣装それぞれの造形も良いのですが、むしろ衣装チェンジを短い時間でできるように工夫されていたいことが、良かったと思いました。
またステージに薄いスクリーンを下ろし、曲中に映像を映すという演出も試みていました。最近のアニソン、声優アーティストは、テンポの速い曲を中心にステージを組み立てる人が多数派なのですが、早見沙織さんはミドルテンポな楽曲が中心となっています。その中で、特にスローな楽曲を歌う時、映像を使っていたのですが、これが効果的だと感じました。
18時開演で20時過ぎには終演。短くもなく、長くもなく、ちょうど良い感じのコンサートでした。
■やばきゅーぶZ vol.4
夜は広島風お好み焼きを食べた後、予約していたカプセルホテルにチェックインします。1泊2650円。自分、寝るところは狭くても気にならない(高速バスでも寝られるぐらいなので)のですが、ユニットバスが苦手なんですよね。風呂は広いところがいい!カプセルホテルは大浴場が併設されているので、大体、カプセルホテルに泊まるようにしています。
風呂に入ったり、SNSでコンサートの感想をチェックしたりと、コーラを片手にいい気分となりますが、ここで仕事です。翌日締切の原稿を書き上げ、就寝するのでした。
さて2日目。宿は「やばきゅーぶZ vol.4」会場から徒歩5分ぐらいの場所なのですが、開場時間は12時30分。午前中は暇なので散歩に出ます。最初、比治山神社に行こうと思ったのですが、なぜか反対側の商業施設にたどり着いたため、その中にあるサイゼリヤで朝食を採ります。その後は広島東照宮に行くなどして時間をつぶし、早めに会場へ行きます。すると、すでに行列ができている。これもゲストで参加する澁谷梓希さんの集客力でしょうか。
アニクラの傾向とか、声優がDJをすることについてとか、アニクラについては独立して考察を書きたいと思っているのですが、取りあえず楽しかったことは間違いありません。アニクラに集う人たちは、基本的にアニメや声優のファンなので、フロアはオタクのノリなんですよね。だから、オタクがオートマティックに上がる曲を流せば、それだけでフロアは盛り上がる。これまでクラブカルチャーに触れたことない人でも、アニメや声優のオタク現場に行ったことがあり、そうした雰囲気が好きな人ならば、誰でも楽しめるイベントになっていると思います。
そうした中、DJずっfrom i☆Ris(澁谷梓希)はクラブカルチャー寄りの選曲が特徴です。音作りに凝っていて、重低音で体を揺さぶらすというスタイル。分かりやすいオタクのノリとは、毛色が異なっています。澁谷梓希さんのDJ現場は、これで4回目。大体、どんな感じのプレイかも分かってきましたが、自分に関連した作品の楽曲を次々と流すのかなと思っていると、不意打ちを食らう感じです。その是非はともかくとして……。
これからの潮流を予測するに、声優がDJをする機会は増えていくことでしょう。そうなると、声優がDJをする意味が、オタクに知られているという著名性以外に何かあるのか、という問題が出てくるはずです。その点で、すでに個性を発揮している澁谷梓希さんの存在は、1つの指標になるのではないかと思っています。
そうした小難しい話はさておき、コスプレした女性が何人かいたのですが、皆さん、とてもかわいかったです。冬アニメ最高のヒロイン・みゃー姉のコスプレを間近で見られて幸せでした。
■チームラボ 広島城 光の祭
前日の観光、コンサート、そしてDJずっのプレイで、おじさんのテンションならぬ疲労度MAX!というわけで、ひと足先に広島風お好み焼き屋で打ち上げをします。ちょっと難聴気味。普通に耳が聞こえるようになるまで、少し時間が掛かりました。
18時30分ごろ、広島城へ。入場したばかりの時は、まだまだ明るかったのですが、19時を過ぎて日が完全に落ちると、チームラボによる演出が、広島城を幻想的な空間に変えていきました。ライトアップされたビジュアルもきれいなのですが、音楽による雰囲気作りが良かったです。
高速バスの出発時間は20時10分。バスに乗って帰宅したのでした。
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