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コンテンツの「質」を上げる必要のある環境とは(『犬の生活 西部謙司WEBマガジン』ほか)
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コンテンツの「質」を上げる必要のある環境とは(『犬の生活 西部謙司WEBマガジン』ほか)

2013-06-08 14:45
    6月5日(水)に東京・ゲンロンカフェにて行われた東浩紀氏と堀江貴文氏によるトークインベント、「電子書籍はなぜ使われないのか」で、東氏が挙げていた懸念点についての考察です。どのようなイベントだったかは、前の記事(無料)を読んでください。

    ◆西部謙司メールマガジン/毎週木曜日/771円
    http://www.mag2.com/m/0001264412.html

    ◆犬の生活 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO/不定期/630円
    http://www.targma.jp/nishibemag/

    ◆ザ・ヨコハマ・エクスプレス/不定期/525円
    http://www.targma.jp/yokohama-ex/

    ◆浦研プラス/特殊(ほぼ毎日)/525円
    http://www.targma.jp/urakenplus/

    ◆レッズプレス!!/不定期/315円
    http://www.redspress.jp/

    ◆イントロダクション

    東氏は(動画サイトなども含めた広い意味の)「電子書籍」でマネタイズを行う場合、最も効率的な方法は「アテンション」を稼ぐこと(=注意を引くこと)であると指摘します。「アテンション」を集めさえすれば、マネタイズに成功する。これを逆説的にとらえると、コンテンツの「質」は関係ないということになります。

    こうした意見に対し、堀江氏は「バランスが重要だ」と指摘します。この意見は正論です。「質」の高いコンテンツを作り出す可能性のない人間が、「アテンション」を集めることは難しいからです。確かに、世の中には、意図的に「炎上」を作り出し、PV数を稼ぎ、マネタイズに成功している人間もいますが、「炎上」だけでは何も作り出せないため(精神的な「耐性」は強くなるようですが・・・)、いつかは限界が来るはずです。

    ですから「バランスが重要」という指摘は正論です。しかし、一度、安易なマネタイズ方法にハマってしまった場合、そこから抜け出すことは難しいのではないかと、東氏は指摘します。「まとめサイト」が隆盛を極めている現在のネット事情を考慮すれば、こうした東氏の指摘も正しいと思えます。

    「アテンション」を集めることで安易にマネタイズできる方法から抜け出すためには、コンテンツの「質」を高める必然性が生じる必要があると、東氏は主張します。これは非常に難しい問題のような気がしますが、ある種の「答え」が出ているジャンルも存在します。それはサッカーです。
     
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