◆2013年私が劇場で見たアニメ作品
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語
http://www.madoka-magica.com/zenkouhen/
劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)
http://www.hxh-movie.jp/index.html
スタードライバー THE MOVIE
http://www.stardriver-movie.net/
「青の祓魔師(エクソシスト)」劇場版
http://www.ao-ex.com/
劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」
http://www.project-index.net/
劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME
http://www.hanasakuiroha.jp/index.html
劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ
http://steinsgate-movie.jp/
AURA~魔竜院光牙最後の闘い~
http://www.maql.co.jp/special/aura/
聖☆おにいさん
http://www.saint023.com/
言の葉の庭
http://www.kotonohanoniwa.jp/
攻殻機動隊ARISE -GHOST IN THE SHELL- border:1
http://kokaku-a.jp/
劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hakuoki/
コードギアス 亡国のアキト 第2章 引き裂かれし翼竜
http://www.geass.jp/akito/
小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!
http://www.anime-chu-2.com/movie/
劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
http://www.anohana.jp/
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
http://www.madoka-magica.com/
劇場版「空の境界」未来福音
http://www.karanokyoukai.com/miraifukuin/
攻殻機動隊ARISE -GHOST IN THE SHELL- border:2
http://kokaku-a.jp/
BAYONETTA Bloody Fate
http://www.bayonetta-movie.com/
PERSONA3 THE MOVIE -#1 Spring of Birth-
http://www.p3m.jp/
以上、21作品となります。主な見逃し作品としては、『ハル』(http://hal-anime.com/)が挙げられます。あと、『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』でしょうか? 『サカサマのパテマ』、『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』、『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』は2014年1月に見ようと思っています。
◆印象に残った作品
印象に残った作品をランキングにすると、以下の通りになります。
1位:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
2位:AURA~魔竜院光牙最後の闘い~
3位:劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME
『魔法少女まどか☆マギカ[新編]』は、ファンのための映画であり、私がファンだったことからが高評価の理由ですので、人にお勧めできるという点では『AURA~魔竜院光牙最後の闘い~』の方が上です。あらすじだけ聞くと、よくある「中二病」作品なのですが、正直申し上げて、そうした作品と比較することが失礼なぐらい、しっかりとしたテーマを持った作品となっています。
よくある「中二病」作品において、「中二病」はキャラクターを構成する要素の1つ程度なのですが、『AURA~魔竜院光牙最後の闘い~』では「中二病」をテーマとして真正面から扱っています。そのため、最後の最後まで重苦しい雰囲気のまま物語が進むのですが、表題となっている「魔竜院光牙最後の闘い」により、カタルシスを味わえるのです。
◆才気あふれる声優・伊藤かな恵
『花咲くいろは』に関しては、やはり、主演の伊藤かな恵さんについて語るほかないでしょう。伊藤かな恵さんは2007年に『しゅごキャラ!』の日奈森あむ役で主演デビュー。その後も「ウィキペディア」で太字になるキャラクターを演じるのですが、正直、平凡な演技に終始していた印象がありました。
『とある科学の超電磁砲』の佐天涙子はともかく、『クイーンズブレイド』のアイリ、『宙のまにまに』の明野美星、『大正野球娘。』の鈴川小梅、『あそびにいくヨ!』のエリス、『オオカミさんと七人の仲間たち』の赤井林檎、『神のみぞ知るセカイ』のエルシィ、『迷い猫オーバーラン!』の芹沢文乃、『そふてにっ』の春風明日菜……。もちろん、声優個人の力量だけの問題ではないと思いますが、期待されたほどのパフォーマンスを出せていたかと言うと、どれも「いまいち」。それどころか、だんだん「ダメ」になっている印象を持っていました。
当時、私は「伊藤かな恵限界説」を唱えていたのですが、2011年4月に放送開始されたTVアニメ『花咲くいろは』で、その評価が覆されます。伊藤かな恵さんには「印象的な声色」という才能がある一方、演技が「表面的」なため、キャラクターにじゅうぶんな魅力を与えられていない。そのような印象を持っていましたが、『花咲くいろは』では、松前緒花という「面倒な少女」をしっかりと演じていたのです。
伊藤かな恵さんは、簡単な「キャラクター」を演じさせると悪い意味で「雑」になるのですが、内面が複雑な「人間」を演じさせると、びっくりするぐらい優れた演技をするのです。あと、豊崎愛生さんと共演すると、より輝くという印象です。もっとも、豊崎愛生さんは、誰と共演しても、相手を引き立たせる才能があると思うのですが……。
さて、『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』において伊藤かな恵さんは、松前緒花だけでなく、母親である松前皐月の少女時代も演じています。松前緒花は東京から石川にやってきて、仲居として苦労する少女なのですが、松前皐月は正反対。石川から東京に出て輝きたいと願っています。緒花と皐月は境遇も性格も外見も全く異なっているのですが、それでも、芯の部分で母と娘の共通点が見られるのです。これって、すごいことだと思うのです。
2014年は、「この役を演じられるのは伊藤かな恵さんだけ!」と思わせるような、良い役に巡り合えることを願うばかりです。
◆アニメ以外に見た作品
ちなみに、アニメ以外の作品も劇場で見ることがあります。2013年、劇場で見たアニメ以外の作品は、『レ・ミゼラブル』と『ガッチャマン』となっています。『レ・ミゼラブル』は本当に素晴らしい作品でしたが、『ガッチャマン』は……。まぁ、駄作と言っても過言ではないかと思います。
あと、「ラブライブ!μ's 3rd Anniversary LoveLive!」も映画館で行われたライブビューイングで見たのですが、予想以上に盛り上がりました。ライブビューイングも悪くないですね。ちなみに、今年2月のライブも、映画館でのライブビューイングになりそうです。