-
宇野常寛『母性のディストピア EXTRA』第6回 三次元化する想像力(1)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 80ヶ月前
2017年に刊行された『母性のディストピア』に収録されなかった未収録原稿をメールマガジン限定で配信する、本誌編集長・宇野常寛の連載 『母性のディストピア EXTRA』。宮崎駿、富野由悠季、押井守--戦後アニメーションを牽引した映像作家たちが、〈映像の世紀〉の終焉とともに批判力を失ってしまったいま、〈ゴジラの...
-
宇野常寛『母性のディストピア EXTRA』第5回「空気系」と疑似同性愛的コミュニケーション(2)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 81ヶ月前
2017年に刊行された『母性のディストピア』に収録されなかった未収録原稿をメールマガジン限定で配信する、本誌編集長・宇野常寛の連載 『母性のディストピア EXTRA』。アニメファンの間で定着している「聖地巡礼」という文化、そして疑似同性愛的コミュニケーションの消費。そこには「空気系」の世界観が大きく寄与して...
-
宇野常寛『母性のディストピア EXTRA』第4回「空気系」と疑似同性愛的コミュニケーション(1)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 81ヶ月前
2017年に刊行された『母性のディストピア』に収録されなかった未収録原稿をメールマガジン限定で配信する、本誌編集長・宇野常寛の連載 『母性のディストピア EXTRA』。今回からのテーマは「空気系」です。物語から「目的」の排除とホモソーシャリティの導入した『ウォーターボーイズ』を中心に、その後の作品群について...
-
女性たちに学ぼう。「日常系マンガ」のように日常を生きる。
コメ2 弱いなら弱いままで。 92ヶ月前
前回の話の続き。前回は、女性たちの真似をしてクオリティ・オブ・ライフを上げようと試みているというところまで話しました。これはほんとうのことなのですが、意外にこういう人はまだ少ないのかもしれません。 まあ、たしかに南青山のオサレなレストランはカップルばかりでしたし、『ドラえもん』の映画をひとりで...
-
萌え日常系ラノベに「リア充主人公」が登場する日は来るか?
コメ0 弱いなら弱いままで。 96ヶ月前
平坂読『妹さえいればいい。』最新刊を読み上げました。前巻で一気にストーリーが進んだのでこの巻ではどうなるかと思っていたのですが、物語は停滞することなく先へ進み、ひとつのターニングポイントへたどり着きます。 同じ作者の前作『僕は友達が少ない』では、物語は主人公が決断を避けることによって徹底的にひ...
-
日常系四コマは百合エロ漫画の夢を見るか?
コメ2 弱いなら弱いままで。 104ヶ月前
タチさんの百合四コマ漫画『桜Trick』を読んでいます。 最近、我ながら良く読むなーと思うくらい色々と漫画を読んでいるのですが、当然、そのなかには傑作もあり、凡作もあります。 で、この『桜Trick』はその中間くらい、悪くいえばそこそこ、良くいえばなかなかの作品だと思います。 いや、ほんと、あまりたくさ...
-
無菌系にハーレム系、「男女比が極端なアニメ」主流化にいびつさを感じる。
コメ1 弱いなら弱いままで。 104ヶ月前
問題。以下の今期アニメの特徴を述べよ。・『三者三葉』・『ばくおん‼』・『あんはぴ♪』 うーん、これは答えるまでもないかな? いや、あたりまえすぎてかえって思い浮かばないところかもしれませんが、正解は「ほぼ女性(女の子)しか出て来ない作品であること」です。 いやー、ほんとうに増えましたねえ、この手...
-
萌えアニメは心のマッサージ。シリアスアニメは心の活力剤。
コメ0 弱いなら弱いままで。 104ヶ月前
今期はいままであまり見なかった日常系萌えアニメをいくつか見ています。 原作が4コマ専門誌掲載だったりすることが多いアニメ。 『三者三葉』、『ばくおん!!』、『あんはぴ♪』、『くまみこ』、あと『ふらいんぐうぃっち』あたりですね。 『少年メイド』もまあここに入らないこともないかも。 『SUPER LOVERS』...
-
あきらめのその先に続く世界。相田裕『イチゴーイチハチ!』が日常系の新境地を切り開く。
コメ1 弱いなら弱いままで。 117ヶ月前
相田裕の新作『イチゴーイチハチ!』を購入しました。 『GUNSLINGER GIRL』が完結して以来、ひさしぶりの商業作品ですが、『バーサスアンダースロー』のタイトルで同人誌で出版されていた作品のリメイクとなります。 第1巻でほぼ同人誌収録分を消化した感じですね。 これが素晴らしい内容で、非常に読ませます。今...