ドキュメンタリー『映像の世紀バタフライエフェクト』を観る。この日は「安保闘争 燃え盛った政治の季節」の映像が流れた。
 岸信介が首相になり、日米安保条約の改定を強行しようとし、国民の広汎な反対がおきた一九六〇年。
 反対闘争の先頭に立ったのが全学連(全日本学生自治会総連合)だった。五九年六月の全学連大会。北海道大学の唐牛(かろうじ)健太郎が委員長に選ばれた。 
週刊文春デジタル