カナダ小売大手のアリマンタシォン・クシュタールが、「セブン-イレブン」を運営するセブン&アイ・ホールディングスに対し、買収を提案した問題が泥仕合の様相を呈している。
「クシュタールは当初、セブンの発行済み株式を一株当たり十四・八六ドル(二千円超)で買い取る提案をしたものの、セブンは九月六日に『企業価値が著しく過小評価されている』と反発。提案額は直前の株価に二〇%ほどのプレミアを付けた価格ですが、年初来高値を下回っていた。セブンは応じない姿勢を示しています」(大手証券幹部) 
週刊文春デジタル