半導体メモリ大手のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)が十二月十八日に東京証券取引所に上場した。同社はNAND型フラッシュメモリの世界シェアで二割を誇り、今年三番目の大型上場となる。
「約七千八百四十億円の資金を調達しましたが、市場の見方は厳しい。IPO(株式公開)価格は千四百五十五円で、会社側が示した仮条件の上限を下回りました。今年、仮条件を示したIPO案件七十二件のうち、上限を下回ったのは、『週刊文春 電子版』で様々な問題が報じられたテラドローンとキオクシアのみです」(銀行関係者) 
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