昨年の衆院選で悲願のくら替えを果たした世耕弘成衆院議員(62)が最終決戦に挑もうとしている。
 自民党和歌山県連は、今夏の参院選における和歌山選挙区(改選数一)の公認希望者に対し、一月二十二日までに申請するよう呼び掛けた。これに手を挙げたのが二階俊博元幹事長の三男・伸康氏と、前有田市長の望月良男氏の二人だ。
 先の衆院選で世耕氏は伸康氏に完勝。さらに伸康氏の参院選出馬の動きを嗅ぎ付けた世耕氏は返す刀で、刺客を立てたのだ。 
週刊文春デジタル