タダツグです。ゴールデンウィークが明けたこの1週間、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。僕からすれば、いつもより断然長く感じる1週間だったわけですが、明日からよーやっと週末でございますね。よければ、ちょいとシシララTVのブロマガなんて読んでいってみてはいかがですか? なぁに、そんなに時間はとらせませんぜ!
ということで、まずは来週の月曜日の予告をば。
来週の月曜日は、いつもの2本立てをお届け。「つくった人がゲーム実況」と「レレミの消滅都市」を配信いたします。19時からの「レレミの消滅都市」では、シシララTVの女子ゲーマー・レレミが『消滅都市』のプレイに挑戦!
でもって、21時からは「つくった人がゲーム実況」。今回も、またまた最先端の技術を取り入れて作られたVR作品『Tomb of the Golems』をプレイします。
こちら、すでにテクリハを進めておりまして、今シシララTVのスタジオはこんな感じになっております!
わお、いつもとは違った見え方っ!! ぜひご期待くださいませ。
……ってなわけで、今回のブロマガではマーベラスの超速RPG『勇者30』を遊んだあの日の夜を振り返ってまいります!
この日遊んだ『勇者30』は、世界を滅ぼす「ハメツの呪文」を覚えた魔王たちが呪文を詠唱し終えるまでの30秒間に、なんとか魔王を倒して世界を救う……そんなRPGです。あえてドット絵を使用し、8bit時代のレトロな雰囲気を醸し出していますねぇ。
かと思えば、サウンドにTHE ALFEEの高見沢俊彦さんや『アクトレイザー』回のゲストでもおなじみの古代祐三さん、タダツグも大好きな『スターオーシャン』シリーズの桜庭統さんといった、そうそうたるメンバーを起用。小林智美さんや獅子猿さん、風間雷太さんやコザキユースケさんをはじめとする、有名イラストレーターのみなさんも参戦されていたりと、とにかくつくりが豪華! というか、豪華すぎる。なんなんだ、このゲームっ!?
たった30秒で世界を救わなければならないという、ウルトラマンもビックリな設定もじつにキャッチ―。もうね、「俺がやりたいことを全部詰め込んでやったぜ!」という、クリエイターのエゴとさえいえるほどギットギトな情熱とか情念とか妄念とかが詰め込まれている作品なわけですね。
そんなとんでもないゲームを生み出したのが、『閃乱カグラ』シリーズや『ヴァルキリードライヴ』などでもおなじみの爆乳プロデューサー・高木謙一郎さん。そもそも僕、高木さんとは電撃の記事で『勇者30』を担当して以来のおつきあいでございまして。そのあふれんばかりのゲームへの愛と、手がけるゲームに対してしゃにむに全力を注ぎこむクリエイティブ魂を、めちゃくちゃ尊敬していたりします。
その一方で、高木さんとは奇妙な因縁もまたございまして。『勇者30』や『閃乱カグラ』での誌面企画、はてはプライベートの飲み会後に、高木さんの自宅で勃発する格ゲー対戦などでも、毎回苦汁をなめさせられている始末。
罰ゲームでこんなコスプレをするハメになったりとかね……。
とにかくもう、負けっぱなしなんですよ。カッコ悪いところを見せっぱなしなわけです。くちおしい。
でも、今日の舞台はシシララTV! 負けるわけにはいかない。そう、今日こそ俺は高木アニキを超える……。30秒で世界を救いまくって、カッコいいところを見せつけまくってやる! この日の僕は、そう誓っていたわけでございます。
なんにせよ、かつて担当ライターとしてオールクリアしているこのゲーム。ぶっちゃけ、ものすごく面白くてヤメ時が見つからないくらい好きだったタイトルで、当時はめっちゃやり込みました。だからまぁ、言うても、さくさくさくーっとクリアしていけるんじゃあないかな! そう思っておりました。配信前の僕は。
端的に申し上げますとこのゲーム、プレイヤーは世界を救う「ユウシャ」となって、時の女神さまの協力をうけ、うまいこと時間を巻き戻しながら魔王に立ち向かうことになります。
ただ、女神さまはお金が大好きなんですよ。めっちゃ美人なのに、ぶっちゃけ金の亡者。なので、時間を巻き戻してもらうためには必要なんですよ、MONEYが。お金が。しかも、巻き戻してもらう回数が増えれば増えるほど、その価格は天井知らずに高くなっていくという鬼仕様。まさに「Time is Money」であり、これにはきっと浜省もビックリですわ(「MONEY」は至高の名曲)。
つまるところ、プレイヤーはモンスターを倒して経験値をお金をため、時に女神さまにお金を払って時間を巻き戻したりしつつ、魔王の城までたどり着いて敵を撃破し、ハメツの魔法を食い止めることになるわけです。
さて、先ほども書きましたが、僕は本作の記事担当。いつもの初見プレイではないっ! ゲームオーバーとかマジでありえないからっ! たしかにそう考えていました。なんなら、そう口にしたりさえしていました。今思えば、それが完全にフラグだったんだよなぁ……。
序盤からして、まさかの30秒オーバー! ゲームオーバー!
せ、攻めすぎたか? でも、残り10秒もあるところで時間を巻き戻したりするのはもったいないし……。そんな貧乏根性を発動させていたら……。
またもや30秒オーバー! ゲームオーバー!!
そ、そうだった。僕、ゲーム下手なんだった……。高木Pいわく「ザコ戦なら5秒あれば1回勝てちゃうゲームデザイン」にもかかわらず、この体たらく。あ、あれえ~~?
カッコいいところを見せるなんて、夢のまた夢。僕のあまりのヘタレユウシャぶりに、ゲームDJも視聴者のみなさんも呆れ気味。高木さんにいたっては「タダツグがあまりにヘタクソすぎて、ゲームバランスが調整できてないように見えて困る」とまで言い放つ、この体たらく。
ま、まるで成長していない……。
あまりの事態にパニックになって、「いや、なんか方向キーがうまく反応しないんスよ……」という衝撃の「イイワケツグ」も発動。まさか、「ゲーム下手な人がよく口にする言い訳5選」にランクインするような言い訳を、この僕が使う時がこようとはっ! な、情けないぜタダツグよ……。
まぁ、あの時はホントに混乱していて、マジで思わず口走ったんだけど。でも、ホントに方向キーの反応がニブかったんですよ……たぶん……Maybe……。
くわえて、いつもの粗忽なタダツグも健在。「ヒトノハナシキカナイツグ」が発動しまして……物語分岐も素知らぬフリをして無視しちゃうという、ゲームライターにあるまじき行為。これはいただけない……。
見かねたDJが、「おいタダツグよ、村にいるエルフに話しかけたりすれば、物語が分岐したりするらしいよ」って、視聴者さんのコメントを拾いつつのヒントをくれたりしたというのに、「いや、話しかけましたよ!」と自信満々に断言する始末。
いや、話しかけてねーから。アーカイブを見直している今なら僕でもわかるんだけど、タダツグよ、貴様、断じて話しかけたりしでねえがらっっっ!! これにはもう、「いや、ワザとなんですけど!?」って開き直るイイワケすら思いつきませんでしたねぇ。
もうね、そんなすったもんだがありまくりで、物語が進まない進まない(汗)。じつは、RPGである「勇者30」以外にも、シューティングゲームである「王女30」とか……
リアルタイムストラテジー要素を盛り込んだ「魔王30」とか……
自らの身を賭して賢者さまを守るアクション「騎士30」とか、色々なゲームモードが用意されている本作。それらを触りだけでも紹介しておきたかったのですが。
時間が……時間があまりにも足りなさすぎたっ!! 時の女神さまにMONEY(もち、僕の自腹)をたたきつけて、時間を巻き戻してもらいたいほどに足りなかった……。これはいつか、おかわり放送でリベンジするしかねえずら!
というわけで、最後にはなんと、高木Pが今開発を手掛けておられるPS Vitaの最新作『UPPERS(アッパーズ)』を特別にプレイして見せてもらえることに!
高木Pの作品って、男のあらぬ妄想をかきたてるエクスタシー要素を前面に押し出したりつつ、そのじつ、アツいドラマや複雑な人間関係にもきちんと焦点を当て、物語として高いクオリティのものを準備してくれているのが僕の大好きな部分。
この『UPPERS』もその例にもれず、ナンパと硬派が入り混じった一風変わったヤンキーものになりそうな予感。今回、序盤のプレイを見せていただいたわけですが、それだけで傑作の香りがプンプンしました。男としてグイーンとしちゃう「ライズアップ」とか、オブジェを利用した攻撃「人間ダンク」とか、マジで爆笑でしたよ!!
まぁ、上の写真は「パンチラスロット」の部分を激写しておりますが、男たちのアツいやり取りにもマジ注目です。
何より、アクションシーンの気持ちよさはお墨付きですからね! 発売は7月14日ということで、まだちょっと先ではあるのですが、イチファンとして今からとても楽しみです。
でもって、高木Pにはまたどこかのタイミングでスタジオにお越しいただいて、今度は『閃乱カグラ』や『UPPERS』、まさかの『勇者30』のおかわり放送などでご一緒できればうれしいなぁ、と。
その際は、放送終了後に2人で近くの居酒屋に繰り出し、朝方まで飲み明かしたあと、高木Pが購乳(入)2日目のお乳(NEW)なiPhoneを失くしかけたお話なんかもみなさんにお聞かせしたいものです(笑)。アニキ、ぜひよろしくお願いいたしますっ!!
ということで、最後にもう1回おかわり告知を!
来週月曜日の19時からは「レレミの消滅都市」!
でもって、月曜日21時からは「つくった人がゲーム実況」をお届けします。みなさんお楽しみにっ!
それでは、今日はこのへんで。タダツグでした~。