ヴィッセル神戸の主将を務めるチョン・ウヨン。キャプテンマークを巻くことに重責を感じながらも一歩一歩チームと共に成長を遂げている彼が改めて語るクラブへの想い。そしてタイトルへの決意とは。
[Jリーグサッカーキング10月号掲載]
■ヴィッセルで自分がやれることを最大限やることだけを考えている
個人的には6月に韓国代表戦を戦い、7月20日に発表された東アジアカップの韓国代表にも選出されました。初めて代表戦を戦ってどんなことを感じたのでしょうか。
チョン かねてから『韓国代表』はずっと自分が目指してきた場所だったので、そこで自分がプレーをするイメージも描けていたし、その準備もできていました。五輪代表としてロンドン五輪を戦ったことで「国を背負って戦う」ことの責任や覚悟も備えられましたしね。また、韓国の慶熙大学に在学中の3年生の時に京都サンガF.C.でプロになって以来、Jリーグで5年目のシーズンを迎えています