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米中20年戦争の音声販売、19日朝で販売終了します|THE STANDARD JOURNAL
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米中20年戦争の音声販売、19日朝で販売終了します|THE STANDARD JOURNAL

2019-06-17 19:02
    和田です。

    情報や研究結果を重視しない国家・日本

    2019年6月13日号の週刊新潮で、
    『金の亡者といわれた「本庶佑博士」が
          「小野薬品」に反論2時間』

    という記事がありました。

    「地位も名誉も十分得たのに、数百億円もらってどうする」
    「実は金の亡者」。
    小野薬品に膨大な特許料を求めたことで、
    ネットで批判される本庶博士。

    それに対しての本庶博士の反論って記事です。

    経緯を短く説明すると、

    ・ノーベル賞受賞につながった、PD-1抗体から、
     がん治療薬オプジーボができた。
    ・もともと本庶博士側が特許出願と製品化を小野薬品に持ちかけた。
    ・京都大学でも特許出願の力がなかったため。
    ・本庶博士は小野薬品と契約をした。
    ・その契約がひどい契約内容だった。
    ・小野薬品は研究に対してほぼ何もしていない。
    ・本庶博士は京都大学の研究費で研究したため大学にも貢献したい。
    ・そこで本庶博士は今後の大学での研究もあるので当然の料率を主張した。

    という流れです。

    裁判という事態を受けてか、
    小野薬品は300億円は払ってもいいと、
    いいはじめたようなのですが、
    本来アメリカなら国際標準料率では6000億円もらえるらしく、
    発明者へのリスペクトがないどころか、
    当然の権利も認めないような風潮です。

    これを読んで、相変わらず日本は、
    知識にカネを出さない国であることがわかります。
    すでに多くの研究者は最初からアメリカを目指す、
    ノーベル賞受賞者がどんどんアメリカに行くのもわかる
    この頭脳流出傾向は止まらないでしょう。

    知識人とはいえ、研究者は、
    実際の研究領域以外の点に疎い場合が多いでしょうから、
    こういう知的財産における保護は国がやるべきかと思います。
    官僚も天下り先を守りたいからか製薬会社に甘いとも思えますし、
    人と違う研究をやってきた人へのリスペクトがないといえるでしょう。

    報酬うんぬん言うと「学者のくせにガメつい」
    とかいう社会が日本です。
    しかし、優秀な学者が海外に出てしまうことを考えると
    一番損するのは日本人です。
    知識に対してリスペクトがない国家は潰れます。
    さて、奥山さんがサイレントインベージョンからはじまり、
    米中激突を昨年の秋から配信し、
    「米中20年戦争に備えよ」の情報を販売していますが、
    これに興味を示した政治家はゼロです(笑)。

    せめて与党からは注文が来るだろうとは思っていましたが、
    非常に残念な結果です。

    それでも、こういう情報に興味があるかたはこちらから。。

    19日の朝までで販売は終了します。

    ↓ ↓ ↓ ↓

    http://www.realist.jp/usvscn/

    (和田 憲治)
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