THE STANDARD JOURNAL
人生は選択の連続です。
みなさん、こんにちは
和田憲治です。
最近、大人の引きこもりが問題になっています。
中高年の引きこもりは61万人というニュースもありました。
大人の引きこもりが起こした川崎の児童殺傷事件や
引きこもりの息子を元農水次官が
殺した事件が話題になりました。
元農水次官は、妻や自分に危害を加えようと
公言している息子を持て余していた上、
川崎の児童殺傷事件を起こした犯人と
自分の息子がかぶってしまった。
自分の息子が他人に危害を与えるくらいなら、
自分が息子を殺してしまうしかないという、
最悪の選択肢しかなかったように思います。
自分が息子を殺すか、息子が誰かを殺すか
という「究極の選択」からの決断になりました。
親として誰だって息子の葬式なんか出したくありません。
いわんや自分の手にかけるわけですから、
こんな悲劇はないでしょう。
親の選択としては、
常に「究極の選択」を考えておくべきです。
ここでいう「究極の選択状態」とは
「一番取りたくない選択肢だけの状態」です。
それが何かは考えておかないといけません。
人生は、究極の選択しか残っていない
という状態に追い込まれる前に、
先に別の選択肢のあるうちに
決断していくしかありません。
子供が引きこもる場合、
自然に直ることを祈りたい気持ちもあるでしょうが、
直らない場合どうするか?
元農水次官の場合の選択は、選択を遅らせ続けた結果、
その究極が、最後の息子殺しになってしまったわけですが、
息子を殺すという最悪の決断をするよりも、
そのもっと前ならば、色々な選択ができたと思います。
息子がもっと若い時に、
快適な住環境と小遣い(食べ物)を与えるのではなく、
家から追い出すという選択もあったでしょうし、
大人でも受け入れている戸塚ヨットスクールのような
施設に入れるなどの選択もあったと思います。
また、
「人に危害を加えるような人間になるくらいなら、
お父さんはお前を殺すからな!」
と、実際思っていたことを、
子供時代に厳しく伝えておけば、
変わったのではないでしょうか。
私の親はそういう気概をもって、
虐待スレスレ(現代の感覚では完全に虐待)で、
私を扱いましたから甘えまくるという
選択は私にはありませんでした。
人生は選択の連続ですよね。
受験、進学する、しない。
就職や退職や転職。
引っ越しする、しない。
結婚や離婚。
クルマや家を買う、買わない。
子供の引きこもりに手を打つ。
大事なのは、
最悪の選択は何か?を考え、
行くも地獄、引くも地獄という
『究極の選択』の状態を避けるために、
他の選択肢のあるうちに決断することです。
さて、国民は自分の幸福のために選択をしていきます。
国民は個人個人の幸福を追及すればいい。
しかし、国家という大きなシステムで見た場合、
それを動かすのは政治家です。
国家において、政治家は国民のために、
将来を考えて選択していくのが仕事です。
クラウゼヴィッツも、
「政治家は国民を、
引くも地獄、進むも地獄の状態に
おいてはいけない」
と言ってますが、
私は現在の日本の政治家たちの多くが、
国民のための選択をしていないし、
究極の選択を想定せず、
年間一億円の歳費を貪っているだけのように
思えてなりません。
日本の政治家たちは憲法も改正せず、
現在の米中激突状態からも目をそらし、
米国支持の旗も上げようとしていません。
『日本の究極の選択』とはなんでしょうか?
それは、
中国からの侵略を受け入れるか、
アメリカが引いた状態で日本が単独で中国と戦うかを
選択するしかない状態だと思います。
アメリカがまだ中国と対立するという状態で、
その他の国を含めた大同盟を
構築していくのがベストです。
まだ、同盟国の選択肢はたくさんあります。
大同盟をつくっていくための選択肢は
まだたくさんあります。
アメリカとの同盟を強固にするための
選択肢もたくさんあります。
日本の究極の選択を避けるために、
音声をつくりました。
明日の朝までで販売は終了します。
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(和田 憲治)
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