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フォロンさん のコメント

ここで、敢えて付言させてもらえば、
「軍事バランスを保つこと」=「軍事力の均衡」ではないという事。
抑止力は圧倒的な軍事力の差が存在するからこそ成立する。日本における駐留米軍が典型的な例ですね。


No.1
119ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
http://live.nicovideo.jp/watch/lv208513902 http://live.nicovideo.jp/watch/lv208514076 おくやまです。 ▼「リアリスト」とはそもそもどういう考え方をする人達なのか? 日本で「リアリスト」というと、あえて大雑把にいえば いわゆる「現実派」というイメージになります。 汚い仕事からも目をそらさず実行するという「実務派」 という意味でとらえられがちです。 これはアメリカでも同じであり、政治信条などを度外視して、 生臭い権力闘争や、利権の力学で政治をおこなう実務派たちを 「リアリスト」と呼ぶことがあります。 例えば、チェイニー元副大統領などがその代表的な人物であり、 血の通わない冷酷な人物である、とみられがちです。 しかし、ここで解説したい「リアリスト」というのは、 そういった政府の「実務派」といった意味合いではなく、 「国際関係論」(International Relations)という学問の中の 「リアリズム」という理論を信じる学者たちのことになります。 ▼では「リアリズム」とは何なのか。 「リアリズム」といえば、美術などの分野では 「写実主義」のような意味になりますが、 国際政治を理論的に分析しようとする「国際関係論」という学問では、 ズバリ!「国際関係を、主に『権力(パワー)』という要素にしぼって 分析、予測する理論」ということです。 つまり、「リアリズム」とは、 「国際政治というのはすべて権力の力学による闘争なのだ!」 と現実的(realistic)に考える理論です。 よってリアリズム(現実主義)となるわけです。 さて、この理論の中核にある 「権力=パワー」というコンセプトがまずクセものです。  
THE STANDARD JOURNAL
日本国内メディアの報道は多分に左翼的であり、無責任報道が多い。「リアリズム」的視点から、欧米の英字新聞・雑誌ニュースを読み解く。日本は欧米ではどう報道されているのか?政治、経済、カルチャー、ゴシップまで取り扱います。戦略的思考で、欧米人の思考をさぐりたい。