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コンビニでいつでもチャージできる。プリペイドSIMカードが登場
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コンビニでいつでもチャージできる。プリペイドSIMカードが登場

2014-07-31 16:00
    140730kcssim01.jpgプリペイドだから、使い過ぎの心配がないですね。

    MVNO(仮想移動体通信事業者)の事業者によるSIMカードのみを提供するサービスといえば、通信量や速度などに制限があるかわりに、大手キャリアより格安な料金を実現している「格安SIM」が主流。

    そんななか、「誰でも使えて」「使い過ぎない」という利便性を前面に出したプリペイド式データSIM『COMST T-SIM(コムスト ティーシム)』の提供を開始したのが、兼松コミュニケーションズ。

    クレジットカードや銀行口座といった情報の登録が不要で、データ通信料のチャージは全国のコンビニでできる手軽さが特徴です。
     

    140730kcssim02.jpg


    標準SIM、マイクロSIM、ナノSIMの各サイズがそろっており、ドコモおよびSIMフリーの端末に幅広く対応。ただし対応機種についてはユーザー側で事前に確認するようにとのこと。


    140730kcssim03.jpg


    プランは、31日間で2,000円の「日額プラン」と、1GB(最長30日)=2,000円および3GB(最長90日)=5,000円という3プラン。日額プランは1日50MB超過後は200kbpsになってしまいますが、それ以外では速度制限なし。

    SIMカードの代金を含めた初期コストは以下の通りです。


    日額プラン=3,980円(SIMカード+プリペイドカード2,000円分)

    1GBプラン=3,980円(SIMカード+プリペイドカード2,000円分)

    3GBプラン=6,980円(SIMカード+プリペイドカード5,000円分)


    これらの情報を見た限りの率直な印象としては、MVNOのSIM単体サービスであればもっと安価な競合がすでにあり、価格優位性ではベストチョイスではなさそうです。また、日額プランでの高速通信が1日あたり50MB制限というのはスマホを常用するユーザーにとってはかなり厳しいようにも思えます。


    140730kcssim04.jpg


    しかし、スマートピットが設置された全国のコンビニ(ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、スリーエフ、サークルKサンクス)で24時間いつでもチャージできる利便性、銀行口座やクレジットカードが不要で個人情報の面で安心感があるといった特徴を、価格以上のメリットとして感じる人も多くいると思われます。

    未成年者の使い過ぎ防止、出張や旅行で外国から来日した人等にもオススメかもしれません。

    プリペイドの選択肢が決して多くない日本の携帯電話市場だけに、他にも「こういうサービスが欲しかった」なんて人はいそうですよね。


    [COMST販売センター]
    日本全国約3万店のコンビニエンスストアで支払いが可能なプリペイド式通信SIMカードの発売について [兼松コミュニケーションズ(株) プレスリリース]

    (ワタナベダイスケ)

     

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/07/COMST-T-SIM.html
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