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記事 6件
  • 山口補選の結果は、民主党の大敗、自民党の大勝で幕を閉じた。

    2013-04-29 23:12  
     山口補選の結果は、民主党の大敗、自民党の大勝で幕を閉じた。首相自らの言葉として「民主党を殲滅する」との文字が新聞に踊っている。候補者選びにも難航し衆議院選挙後、参議院議員の離党者も出て党勢は回復していない。  反転攻勢のきっかけがつかめないだけでなく、総選挙前の三党合意で明確に示したはずの事まで「反故」にされかねない情勢にある。2月に党綱領の「改定」を行ったが、新しい綱領に一気に多くの理念を書き込めるところまではいかなかった。寧ろ、これまで何年もかけて議論して示してきた「創憲」の文字が消えるなど苦悩は深い。 保守2大政党を目指して松下政経塾を中心に研鑽を積んできた1980年代。地方から日本を変えると地方議会議員のネットワークを築き国政に挑戦した1990年代。新進党解党、民主党結党と政権交代可能な二大政党を目指して邁進した2000年代。政権交代の実現と頓挫、政党の流動化の2010年代。 一

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  • 予算委員会での質問の補足説明4

    2013-04-04 11:02  
    (長期金利の動向をどう予想されるのか 2年後の財政の姿はどうなっていると想定するか) 2年で2%消費者物価が上がった時の長期金利はどうなっていると想定しているか?日銀総裁長期金利と名目成長率・実質成長率の議論があった。これについても総理の基本認識を問うておきたい 「財政の健全化に向けた考え方について」2011年12月9日財政制度等審議会財政制度分科会が出した資料が以下のものである。 名目成長率が上がると長期金利も上昇する傾向。日本だけではなく、国際的にも同様の傾向。・ 名目成長率が1%に対し長期金利が0.55%上昇すると仮定した場合、自然体では、税収増は国債費の増を下回るため、財政悪化要因となる見込み。また、1%上昇した状態が継続するだけでも、高い金利の国債に順次借換えが進むことにより、税収増と国債費の増の差額は年を追って拡大する。・ 名目成長率と長期金利の関係を見ると、長期金利が名目成長
  • 予算委員会での質問の補足説明3

    2013-04-04 11:01  
     (急激な消費者物価上昇の意味するものは何か?)1 岩田副総裁は、「消費者物価2%は2年ぐらいで達成しなければいけないということです。」と述べ、さらには2年経って2%がまだ達成できない場合には、・・・最高の責任の取り方はやはり辞任だと思っています。」と述べている。この真意は何か? 黒田総裁も副総裁と同じスタンスであると考えていいか2 2年で消費者物価指数が2%上がるというのは、どういう仕組みで起きるのか?その仕組みをこれをご覧になっている国民の皆様にもわかりやすくご説明いただきたい。期待に働きかけて資産価格があがる 資産価格と消費者物価の関係は必ずしも一致していないのではないか?もちろん株価の上昇が資産価格の上昇に与える影響についてはいろんなところで議論されているが、直接、消費者物価と資産価格の関係は直接的な連関があるともいえないのではないか?寧ろ円安によって輸入物価をはじめとした物価が上
  • 予算委員会での質問の補足説明2

    2013-04-04 10:57  
    (日銀のバランスシートと日銀の自己資本、そして市場に与える影響等について)1 日銀100年史において述べられていることについて日銀の国債引き受けについて述べられている。日本銀行百年史第4巻には、「昭和7年の日本銀行における国債直接引受け」についての記述がある。また同著の「いわゆる高橋財政期における財政政策と金融政策」の項目に「国債直接引受けは本行百年の歴史における最大の失敗であり、後年のわれわれが学ぶべき深刻な教訓を残したものといえよう。」という記述がある。私も歴代総裁と議論を重ねてきたが、これは日銀の中でも長く伝えられ、守ろうとされてきた教訓ではないか思っている。総裁、総理にこの教訓の意味するところに対する認識を問いたい。何が書かれていて、今どういう教訓を導き出しているのか?2 前回の予算委員会で前の日銀の副総裁に聞いたが、改めて現在の日銀のバランスシートとそこに占める国債の額、そして長
  • 予算委員会での質問の補足説明1

    2013-04-04 10:54  
    質問の捕捉説明 これまで気合というかインフレターゲットを政治の意志で行うというアベノミクスの決意については肯定的評価をしている。ただ麻生財務大臣がアゴだけと言っているようにその時点においては、財政出動が出ているわけでもないもないのに、人の気に働きかけているものであるという意味において「気合インフレターゲット論」とでもいうべきものであった。ここでは、正の部分だけでなく、その懸念部分について議論を進めたい。議論を深めるために総理には、これまでどうだったとか、自分たちにはやれるんだという答弁ではなく、うかがったことに真正面からお答えいただきたい。今まで総裁・副総裁が公式にいわれていることについても確認をしたい。
  • 2013年4月3日(水)雨

    2013-04-04 10:47  
    2013年4月3日(水)雨 よこなぐりの風雨に桜花が舞っている。民主党総務部門会議を終えて仙台に向かう。衆議院予算委員会地方公聴会に出席するためだ。昨日の予算委員会集中審議質疑についても肯定的な意見が寄せられている。日銀総裁、副総裁を呼んでのテレビ入り質疑だ。マーケットに予断を与えないように慎重な表現をするように細心の注意を払った。初めての国会で少し副総裁などは、あがっておられたのではないかという人もいたが、かなり細かく質問通告をしていたので事前に基本的な数字は押さえられているという前提で質問した。民主党総務部門会議は、日本郵政グループ、日本郵政労働組合、郵便局長会の皆様をお招きして日本郵政の現状と課題についてヒアリングを行って議論を深めた。郵政事業における国民の権利を保障するという一点において私たち民主党は、活動をしてきた。民自公3党を中心に私たちが作った郵政改革法案の理念を活かしながら

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