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輝く作品を自由に創って、どんどん世界へ発信していこう! Vol.2
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輝く作品を自由に創って、どんどん世界へ発信していこう! Vol.2

2013-06-21 13:00
    3. アレンジに向けて 〜 曲の下ごしらえ

     生まれた曲をアレンジして、サウンドを構築していく過程に移りますが、その前に

     作曲に関わる、非常に、非常に、非常に重要なポイントを書きます!
     

     「生まれたメロディーの裏には、たいていそのメロディーを支える
      リズムやコードが存在する」なら、
    なぜ 最初から
     「楽器やループなどを使って作曲」をしないのか?

     これはとても重要なポイントです。

     例えば、CMや映像音楽などで、リズムのグルーブが最初からオーダーされている
    場合に、そのグループを奏でるリズムをループさせ、それを聴きながら曲を生むこと
    は、あります。

     また、出来上がっている曲の一部を修正する過程などで、コードを先に設定して
    その部分のメロディーを生む場合も、あります。

     でも僕は、新たな作品を生む時、そういう創り方は基本的に避けます。

     理由は、全てにおいて最優先する、ものづくりの鉄則

     「オリジナリティの確保」

     を徹底するためです。

     音楽を含め、クリエイティブな作品というのは、とにかく自由なものです。

     そして、無限の自由があるからこそ、
     作品を生む瞬間に、一切の縛りから自由でいたいのです。

     真っ白な、何もかかれていない紙に自由に思うがままのイメージを描くように、
    自分の中に生まれる音楽のイメージを、無限の自由の中で、思う存分、生ませてあげ
    たいのです。その時、

      リズムパターンやコード進行の縛りがあっては、
      曲を生む自由が奪われてしまう
     
      
     のです。

     ここで、「コードとコード進行の不思議」について詳しく説明を始めてしまうと話
    が違う方向に大きくズレてしまうので、いずれ、その内容と相対音感がセットになった、
    「ソ#で音楽の謎が解ける」という、別作品をお届けすることにして、ここでは省略
    します。

     でも、ひとつだけ簡単な例を。

     パッヘルベルのカノンは有名な曲ですが、日本人はこの曲の和声がすごく好きで、
    これをコード進行に対応させた曲が、J Popにはあふれています。

     キーを原調から C にずらすと、
     C - G - Am - Em - F - C - F - G
     ですね。
     
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