仕事柄なのか、性質からなのか、守護霊のお導きなのか、よく人に相談されます。
 
 わざわざ人に相談するくらいですから、たいていその相談内容は真剣で切実です。
 
 そんな時、僕は相談内容に関わらず、まずは人生について尋ねるところから始め
ます。

 相談したい人の人生を理解してから相談にのりたい、と思うからです。
 
 人生がまず始めにあって、その上での相談内容だ、と考えるからです。 

 
友人、後輩、仲間の友達、アーティスト、ミュージシャン、スタッフ・・・。
 相談されることが妙に多いな、と気づいたのは大学生の頃ですから、相当長い期間、
多くの人の相談に応えてきているわけです。

 結局、「相談」を通して色々な人の人生に触れているんですよね。

 人の人生に興味が湧いてしまう、という僕の特性もあると思います。
 聞き始めると、どんどん聞いてしまいますから。
 
 で、相談される以上は、少なからず僕なりの意見や考え方、あるいはアイデア等を
伝えることで、相談内容の解決に貢献したいと思うわけですが、人生を垣間みながら
その人と色々話しているうちに、たいてい同じ現象が起きていくんです。

 話のテーマが、その人のとても重要な、あることに集約されていくんです。

 どういうことなのでしょうか。