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5月13日にリリースされたT.M.Revolutionのニューアルバム「天」に迫るインタビュー。完結編となる今回は、さらに本音全開!少しツアーのネタバレ的な要素もあるだけに、先入観をまったく持ちたくないという方はご注意を~!


今回のツアーをやれるのは、世界中でもウチくらいだろう

――前回は、現在絶賛開催中のツアーのお話が出たところで終わっていました。

西川  今やってるツアーは・・・実は基本的にセットリストと、アルバムの収録順が一緒なんですよ。

――あ、そうなんですね!

西川 細かくいうと日替わりもあって、会場でやる曲やらない曲の違いはあるんだけど。基本的にはそう。だから僕もアルバムを聴くことで、ライブのイメージトレーニングもできるし、ライブの後の余韻でアルバムも楽しめる。

――そうした理由はなぜでしょうか?

西川 う~ん、別に何かコンセプトがあったわけじゃないんだけど、いろいろ考えている間に自然とそうなった。いろんなところでも言ってますけど、今回のツアーは映像や演出とかそういった要素で魅せるというよりは、楽曲、演奏、そして歌をとにかく届けたいと思っていて。ツアーがね・・・僕自身すごく楽しいんですよ、今。

――「イエノミ!!」の放送中にも言われていましたね。

西川 そう。なんというか、こういうことをやっているのは・・・やれてしまうのは、日本はもちろん、世界中を見渡してもウチくらいだろうっていう。そんなライブを観せることができてるんじゃないかな。ガッツリ歌モノのJ-POPにフュージョンとラウドロックを混ぜ合わせて煮込んで、ものすごい次元で両立させるという。

――ひとつの方向性に特化するのではなく、異なる複数の要素をすべてMAXのレベルで。

西川 破裂寸前ギリギリまでね(笑) もちろん、無理矢理にそうするんではなく、あくまで“音楽的”であるというのが重要。演奏面での難易度もとんでもないことになっていると思うけど、ただテクニカルな要素を詰め込んだだけではなく、音楽としてのクオリティーが何より大事だと思うから。