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発言の熱もどんどん上昇していくシングル発売記念インタビュー。今回はいよいよ「天」ツアー、そして「Re:boot Tracks」で披露されている超絶サウンドが、いかにして生まれていったのかについて語られます!


もっと盛り上がりたい人の助けになったら

――引き続き、完全生産限定盤Aのボーナスディスク「戦国BASARA Re:boot Tracks」のお話を聞かせてください。

西川 前回話したように(ツアー開始がアルバム発売前だったため)、演奏を聴いて戸惑う部分もあったかもしれないけど…何も知らない人が初めて聴いても絶対にノせられる演奏だって思っているし、そういう状況こそ、よりこちら側の実力や能力が試されるじゃない?腕前次第でその会場をフルテン(※ =Full-Ten。ミュージシャンの間で使われる用語で、アンプのツマミをすべて最大値 10にセッティングした状態を指す。)に持っていける力があるのかどうかっていうね。だから、会場のみんなが予備知識ゼロからの状態でLIVEを観るっていうのもありなんじゃないかと思ってるんだよね。

…とはいえ、もっと盛り上がりたいというお客さんに、何かこう助けになるような…。そういうものに、今回のボーナスディスクがなればいいなって思ってますね。

――展開が読めないワクワクを味わう楽しさと、聴く側も演奏を身体に染み込ませて体験する楽しさ。両方別モノですが、どちらも正しいわけで。

西川 うん。

――音源で聴いても驚きの連続ですが、LIVEで生で観たら本当にビックリだと思います。楽器をやっている人だと「すごい!」と興奮すると同時に「もう楽器やめようかな…」って思う人もいるかもしれません(笑)

西川 …え、なんで!?

――「どんだけ練習してもこの領域には行けないな…」みたいな絶望感を味わうんじゃないかと。

西川 あ~…でも、そこはやっぱり「世の中には、こんな演奏があったのか!」とか「練習したい!」って思ってもらいたいけどね。