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相談コーナーとは違ったベクトルで西川チャンの燃えたぎる内面に迫っている、ブロマガ限定の音楽インタビュー。まさかの4週目突入です!今回は現在のサウンド誕生のキッカケ、そしてツアーにまつわる秘話も激白…。必読です!


現在の方向性はリハーサルのセッションから生まれた

――西川さんの中で、今回の「Re:boot Tracks」そして、現在のツアーに繋がる方向性が見えてきたのは、いつ頃だったんでしょうか?

西川 具体的には覚えていないけど…やっぱりBLITZ(2014年7月に行われたFC限定LIVE)のタイミングだろうね。

――キッカケみたいなものはあったんでしょうか?

西川 キッカケ…う~ん、なんだろう?…しいてキッカケを挙げるとすれば、セッションかな。BANDメンバーがリハーサルとかやる時は、自然とセッションから入るんですよ。みんな根っからのミュージシャンだから。

――楽器で会話するみたいな(笑) 遊び半分、真面目半分みたいな。

西川 ほんとそう。それぞれが自分の楽器で自由に演奏を始めて「こういうのどう?」とか「あ、それいい!それなら俺は…こう!」みたいな(笑)。そうしたリハーサルでの自然体のセッションを聴いていて「みんなのこの感じを、もっと追究してみるのも面白いな」って思ったというか。

僕自身、本格的なフュージョンは通って来てませんけど、ハードロックだったりへヴィーメタルだったりを聴いて育ってきたので、演奏の技術面を押すアプローチとかには自然と惹かれるし。だからBANDメンバーの血や肉を最大限に活かさせてもらう方法、みんなのポテンシャルをもっと追究するやり方ってありだな…と思ったのが発端だったかもしれない。