年を跨いで二週に渡りお伝えしてきた、「身内にお年玉を包む金額のボーダーラインがわかりません」という相談。今回はその完結編です。前回、甥っ子にデレデレだった西川チャン。今年もツンデレな妖精っぷりは健在のようです(笑)
――西川さんは、小学校六年生で五千円くらいはもらってました?
西川 いや二~三千円くらいだったかな。
――私たち四十代が子どもの頃は、だいたいそのくらいの額でしたよね?逆に、小6で1万円とかもらっていると友達とかに言いづらいですよね?周りから”逆差別”されるんじゃないかと警戒しちゃう。
西川 そうね。一目置かれると思うよ。
――冬休み明けの新学期初日に「お年玉でこんなもん買った」とか自慢し合ったりは?
西川 いや田舎だったし、そういうのはなかったかな。お年玉でワンコイン(五百円)とかあったからね。正月になるとお年玉がまとめてドサッとあって「順番に並べ」とか言ってバラ撒いてくみたいな。
――大入り袋的な?(笑)
西川 そうそうそう。そんなテンションだった気がするな……。だって親父の方の本家は、たしか上から六人だか七人だか兄弟がいて、親父と一番上の姉ちゃんでニ十個くらい歳が離れているハズだから。
――そんなに年の差が!?
西川 それぞれに二~三人子供がいるから、もう束じゃん?ヘタしたら二十人近く身内がいるわけでしょ?
――それは親の立場からしたらたまらない出費ですね。
西川 うちは三人兄弟じゃん?「あそこからもらってなかったらあっち並べ」とか言い合って、グルッと回って何千円貯まる、みたいなそんな感じだったな。