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橘宏樹「コンサバをハックする」ということについて(『現役官僚の滞英日記』刊行記念エッセイ第一部)
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橘宏樹「コンサバをハックする」ということについて(『現役官僚の滞英日記』刊行記念エッセイ第一部)

2018-02-01 07:00

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    現役官僚の滞英日記』の発売を記念して、著者である橘宏樹さんがPLANETSへエッセイを寄せてくださいました。官僚という「コンサバ」な組織の一員でありながら、それを「ハック」して様々な取り組みへチャレンジを続ける橘さん。「おもねる」のでも「闘う」のでもなく、なぜ「ハックする」ことが重要なのか。その意図、そして具体的な方法についても解説していただきます。全編無料公開でお届けします!
    ※『現役官僚の滞英日記』刊行記念エッセイ、配信記事一覧はこちら

    【書籍情報】
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    橘宏樹『現役官僚の滞英日記』本日発売!

     おはようございます。橘宏樹です。中央省庁の職員として働いております。この度PLANETSより『現役官僚の滞英日記』を出版いたします。とても嬉しく思っています。編集部やメルマガ読者のみなさんのご厚意のおかげです。心から感謝しています。また、昨年末からは「GQ(Government Curation)」と題した連載企画を始めております。「官報」を基に、主権者が知っておくべき政府動静を解説するという内容です。

    【新連載】橘宏樹『GQーーGovernment Curation』第1回「官報」から世の中を考えてみよう/EBPMについて

     さて、みなさん。現役官僚が言論活動をする場合って、たいてい、担当分野の制度解説をする半分以上業務のようなものか、または、辞職覚悟で政権を批判したり暴露話を書いたりするものが多かったりしますよね。しかし、僕はこのどちらとも違う動機をもって、PLANETSさんとともに発信を行っています。

     では、僕は何をしたいのか。出版と新連載の始まったこの機会に、僕の発信の動機や狙い、またそのベースとなる日本観のようなものをお話しさせていただきたいと思います。何を、なぜ、英国エリート社会から学ぼうとしたのか。なぜ官報の解説なのか。なぜPLANETSなのか―――。論というよりも存念というか、少しふわふわとした内容になりますが、どういうイメージで僕が活動しているのかをお伝えできたら、と思います。特にお許しをもらって、全3回にわたってお届けします。

    「タテ」から「ヨコ」へ

     僕が、日本にどう働きかけていこうか、どういう活動をしていこうか、自分の活動イメージの原型を得たのは、おそらく、僕が10年以上前に書いた(一つ目の)修士論文だと思います。テーマはパレスチナの民族運動でした。ざっくり言いますと、1980年代後半にイスラエルの植民地でパレスチナ人達(女性も子供も!)が、武装したイスラエル兵に石を投げたりして草の根の抵抗運動を行って話題になりました。「第一次インティファーダ」(Wikipedia)というのですが、この「第一次インティファーダは何を変えたか」というのが主な問いでした。

     当時までパレスチナ人社会は部族単位で構成されていました。族長が伝統と習慣を背景に地域を権威的に支配する、いわば「タテ」に統合された社会でした。アラブ諸国とイスラエルの間で戦争が繰り返されるなか、パレスチナ地域にイスラエルの植民地が広がりました。パレスチナの人々がイスラエルの圧政を族長に陳情しても、イスラエルは族長たちを買収していたので、あまり効果はありませんでした。

     族長たちがあてにならないので、クウェートやサウジアラビアなど豊かな地域に出稼ぎに行っている人々からの仕送りを集めて、職や仕事や住む場所を奪われたパレスチナ人達を支援するネットワークができてきました。国境と部族の垣根を越えて人々が連携する、いわば「ヨコ」の動きです。この「ヨコ」のネットワークを駆使して、上述の石投げなどの抵抗運動が行われていきました。そしてそのなかから、テロリスト達も生まれてくることにもなりました。(中東紛争は本当に泥沼です…)

     ですから、僕の修士論文の結論は、「第一次インティファーダは何を変えたか、という問いの立て方はおかしかった。むしろ、第一次インティファーダは、社会構造が「タテ」から「ヨコ」に変わったことの『証拠』であったのだ。」というものになりました。

     そして、ここからが後の僕の生き様に影響を与えた話になるのですが、この「ヨコ」の動きの拠点になったのは、病院や大学と寺院でした。お金と建物が残っており、医者や教授と宗教的指導者は伝統的な権威と信用を持っていたので、資金も集めやすく、民衆に対してもリーダーシップを発揮することができました。学生達を組織化もできました。

     僕は『現役官僚の滞英日記』のなかで、エリートの要件として「コネ(ソーシャル・キャピタル=人脈)」「カネ(フィナンシャル・キャピタル=富)」「チエ(インテレクチュアル・キャピタル=情報・知識)」の3つをバランスよく兼ね揃えていることを挙げました。

    ブリティッシュ・ドリームの叶え方――英国版「わらしべ長者」と3つのキャピタリズム(橘宏樹『現役官僚の滞英日記 オクスフォード編』第10回)【毎月第2水曜配信】☆ ほぼ日刊惑星開発委員会 vol.663 ☆

     この点、パレスチナにおける病院と大学と寺院は、上記の通り、伝統社会のなかで長い時間をかけて「コネ・カネ・チエ」が集積してきた場所であったと言えます。そして、民族の危機に際し、「タテ」社会のレガシー(遺産)そのものであった医者と教授と宗教的指導者らが、権威と信用を最大限活用し、自らの「コネ・カネ・チエ」を「ヨコ」のネットワークに横流したのです。志のある知的なリーダーが「タテ」と「ヨコ」が交わる交差点の位置に陣取って、民族の未来を切り拓いてくれない族長らをよそに、レガシーを利用しながら「社会変革」を導いたわけなのです。

    「コンサバをハッキングする」という発想

     さて、よく考えると、この当時のパレスチナの構造って、実は今の日本とよく似ていると思いませんか?

     日本でも「コネ・カネ・チエ」が集積しているのは、伝統的な権威を背景にした「タテ」の色が濃い「コンサバ(conservative=保守的)」な組織群だと思います。例えば(財閥系)大企業やメガバンク、名門の大学や病院、士業、官庁、大手マスメディアもこの括りに入るでしょう。地方ならば、電力会社や都道府県庁、市町村役場、地銀、農協など、そして彼らを利益団体を基盤とした政治家が地域コミュニティで大きな影響力を持っていますよね。地方の名門高校が学閥の拠点だったりもして。持てる者と持たざる者の対置構造で社会を捉える人々は「コンサバ」を既得権益と呼んだりもするでしょう。

     そして、コンサバな組織内では、なんだか穏健で調整能力に優れている人、まわりに安心感・安定感を与えられて、学歴も高く、目上からの受けがいい人ほど、出世しがちではないでしょうか。どんなに力量や実績があっても、あんまり尖っているタイプの人材はトップになれなかったりしませんでしょうか。どんなに社外環境が悪化して、イノベーションを起こしリスクをとって勝負に出なければ生き残れないと、みんなわかっていたとしても、「保守」の文字通り、現状維持が空気の過半を占める、、、それがコンサバ組織ではないでしょうか。(日本のコンサバ組織内で内部改革が起きにくいのは、様々な構造上の問題があるからだと僕は思っているのですが、それについては次号で述べます。)

    5つの選択肢

     こういうコンサバ支配的な環境にあって、「このままの日本じゃよくない。」「うちの会社はこのままじゃいけない!」「なんとか良くしなければ!」と健康な問題意識を持つ人々が歩む道はいくつかあると思います。ここでは5つ挙げたいと思います。

    「①おもねる」か「②闘う」か。

     メインの二択は「①おもねる」か「②闘う」か、でしょう。つまり、コンサバに追従して静かに安全に生きていくか。信念を貫いてコンサバに反発するか。就職活動でも問われる、悩むポイントだと思います。「①おもねる」の人々は、心中の葛藤はあるかもしれませんが、ここでは議論を割愛します。

     「②闘う」人にとって、かなり分が悪いのが日本の現状だと思います。というのも、労使協調路線で中間所得層が大半を占めたひとかたまりの時代から、急激に価値観が多様化してバラバラになってきているので、下層階級VS上流階級、労働者VS資本家のような、社会を真っ二つに分ける切れ目が、この数十年間ではあんまり入っていないのです。46道府県と東京都の間で格差が拡がってきているとしても、46道府県が団結して東京に対抗するという雰囲気は今のところありません。結果として「コンサバ」に十分に対抗できる規模の利益団体が成り立っていない現状があります。裏を返すと、社会的弱者が再配分や改善の声を強めた際に、「コンサバ」内の革新派がバランスをとってきたことで、コンサバ自体への支持を維持してきたのが日本の現代政治史とも言えるでしょう。

     ちなみに、ビジネス誌が取り上げがちな「②’闘って勝った人」のサクセスストーリーが話をこじれさせてしまっていると思います。「オレは能力はあったけど若いころ尖ってたから、海外・地方に飛ばされた。しかし会社の危機で呼び戻されて要職を担い、飛ばされていた時代に培った力量を発揮して業績を復活させた。社長にもなった。波乱万丈な経歴のオレ。やはり間違ってなかった。応援してくれた方々に感謝している。」的なものです。こうしたエピソードは確かに素敵なのですが、この方がスゴかった、幸運だった、という英雄譚の域をなかなか出られないのではないでしょうか。こうした記事群は、闘った者が報われる構造や法則が遍く存在していることを指摘するところまでは至っていない気がします。

    「③秘める」

     そして、賢いタイプの革新派は第三の道を唱えます。すなわち「③秘める」です。「②闘う」の偽装と捉えてもよいかもしれません。「問題意識や志はしばらく胸に秘めたままにして、体制には逆らわず、まずは出世して権力を手にしてから存分に改革してやるのだ」などといったスタンスです。(ガンダムをご存知の方はシャアを連想するかもしれません(笑))でも、僕はこの第三の道はアマいと考えます。なぜなら、約30年勤めあげて運よく会社の役員以上になって「権力」を手にしても、そこから長くて5年程度しかありませんから、ひとりでは改革は完結しません。リスクを冒して志を「明かし」先輩と後輩に改革仲間を見つけてつるむ必要があります。出世できたとしても、既得権益から支持を受けたからこそ、その地位に立てたわけですから、急に手のひらを返して恩顧のある人々を含めた「コンサバ」の意に反したことを完遂することはなかなか困難です。そもそも、同様に考えた先人たちもきっと既に大勢いたでしょうから、彼等の失敗の原因も分析しなくてはならないでしょう。それに「③秘める」のはコストがかかります。賢さと思考の健康さゆえにストレスにさらされます。そうして、家庭を守らなくてはならなくなったり、思考の若さを失ったりすると「①おもねる」へと宗旨替えする人も出るでしょう。「オレもオトナになったのさ。」つまり「①’丸くなる」というやつです。丸くもなれず、ストレスにとうとう我慢できなくなれば、転職(・起業)していくことになるでしょう。結果、社内・社会のコンサバ優位は維持されます。そして辞めた当人も「コンサバ」とあんまり決裂してしまうと「コネ・カネ・チエ」へのアクセスも一気に遠のくのがリアルだったりもするでしょう。

    「④無視する」

     最近は第4の選択肢が浮上しています。そもそも志や自己実現を職業に持ち込まず、趣味などシゴト以外の世界を重視する風潮も若手にだいぶ強くなってきました。すなわち、コンサバを「④無視する」というスタンスです。本当にやりたいことや仲間を社外で見つけて、起業していく、副業(複業)を得ていく、というのは良いことだと僕も思います。

     しかし、多くの日本の組織・地域が悩む生産性の低さ、イノベーション力の低さ、海外市場への関心の低さなどを打破しないと、日本社会の生活水準ひいては経済的安全保障は守り切れないと思います。ITとグローバリゼーションでかなり相対化されつつあるとはいえ、国境で区切られた国民国家のフィクションに共同体を見出す国家観がまだ維持されることを前提にするならば、我が国社会は、どこかで「コンサバ」が容認(無関心も含む)する現状のやり方をかなり克服していかなければならない、と思います。なので僕としては、無視できない、という考えです。

    「⑤ハックする」

     今、僕が取っている道は「⑤ハックする」です。コンサバ内で一員として生き残りつつ、手に入る資源を、改革勢力に横流しするというアプローチです。例えば、僕が仕事や諸活動を通じて、僕がコンサバな身上であるがゆえに知り合えた有為な人々(コネ)を、各所の同志に紹介したり、知りえた情報(チエ)を適宜加工してPLANETSのコンテンツとして発信したりすることです。ですから、①~④のどれでもないとも言えますし、少しずつすべてを同時に行っているとも言えるでしょう。従わず。闘わず。秘めずに行動しているとも言え、組織外で勝負するかわりに組織内では秘めているとも言えます。無視せず問題と対峙しているとも言え、コンサバとの正面対決は当面回避しているとも言えます。

     手法はどうあれ、何かしら変革を行うためには、新しい状態が、現状よりも多くの人々に利するように設計し、仲間を増やし、機運もつくり時宜を得なくてはいけません。リアルな変化を起こすには、資源すなわち「コネ・カネ・チエ」を集めてどこかに投下する必要があると思います。これは言論活動だけでは完遂できません。

     コンサバの持つ権力の本体は、圧倒的な「コネ・カネ・チエ」です。すなわちネットワークと財力と情報力が一体となって、既得権益を維持しています。上述のとおり、日本ではコンサバの外にはほとんど有力な「コネ・カネ・チエ」が転がっていません。したがって、社会改革の資源はコンサバから「拝借する」しかない。ならば、コンサバ受けする振る舞いで内部に入り込み、資源にアクセスして外部への流用を図ろう、というのが、僕の選択です。 コンサバ受けする振る舞いとは、要するに礼儀正しい品の良い振る舞いというイメージです。人の悪口を言ったり、極端な言葉づかいで何かを断言したりする言動はご法度です。

     僕は、霞が関で、冒頭述べたパレスチナの医者や教授や宗教的指導者のように「タテ」と「ヨコ」が交わる交差点のポジショニングをとろうとしています。

     時代のニーズに即し「タテ」組織が長らく培ってきた資源を「ヨコ」のネットワークを駆動してチャレンジ勢力に投資する「=コンサバをハックする」ことに、僕は自己実現を見出しています。僕も上記のような横流しによって喜びが得られるため、自分がコンサバ組織内で我慢する意義を認識できるので、ストレスを減じることができます。メンタル的な持続可能性も増します。

     僕は学生以来、日本を良くしたいと思ってがむしゃらに色々な活動をしてきて、そこかしこに多少の実績もあったりするのですが、数年前でしょうか、ある日、はた、と気が付いたのです。ああ、僕は、10年前にパレスチナの修士論文で書いたことを、日本で、自分でやろうとしているのだと。知らず知らずのうちに、自分が書いたことの影響を受けていたのか、それとも、自分のぼんやり考えていた生き方をパレスチナに見出していたのか、わかりませんけれど。

    留学した意味

     では、具体的にどのように「コンサバをハック」すればいいのか。よりはっきりしたイメージを持ちたいと思うようになりました。そんな矢先に、留学のチャンスが訪れたのです。

     イギリスではコンサバ=上流階級が資源を独占しています。保守党も労働党もリーダー層は、結局上流階級です。確かに格差はある。なのに、全体として日本より生産性が高く、イノベーション力も高く、国際競争力を維持している。なぜだろう。コンサバはどうやって資源を独占し続けることに成功しているのだろう。その手法から「ハッキング」のヒントを得られないだろうか。そんなようなことを当時おぼろげに考えて、イギリスに留学しました。そして、現地で僕は、その権勢を維持するために、英国エリートが自ら「タテ」から「ヨコ」へと、「コネ・カネ・チエ」をまさしく縦横無尽に投資しまくって、権力基盤をアップデートしている様を目の当たりにしました。おそろしく完成度の高いシステムが成立していた様に驚嘆しました。このたび出版する『現役官僚の滞英日記』本編で、その恐るべき手法や構造を克明に描写しておりますので、ぜひご一読くださいませ。

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     定価3,024円のところ、BASEのPLANETS公式オンラインショップでは2,800円で販売中!ご購入はぜひお得なBASEから。amazonでの販売ページはこちら

    日本のコンサバを侮るなかれ

     そして「コンサバ≒悪者」風に書いてきた本稿の最後に、半ば手のひらを反すようなことを言うのですが、実は、日本のコンサバ、侮ってもいけないと思います。日本のコンサバの中には、しかも、その枢要を占める人々の中には、変革を肯定する真の族長たちというか、共同体経営者のネットワークが存在しているという点です。やっぱりトップ・オブ・トップはアホじゃない、というのが僕の実感です。彼らは共同体の生存のために、組織の内部改革や社会の自浄作用を、ある種当然のように肯定します。僕は20代、縁あってそういう方々の背中を見ることができる光栄に浴しました。なので彼らの系譜を継ぎたいという気持ちもまた抱くことができました。すべての人々を「守る」ためにすべての敵と闘い抜く。それが真のコンサバ(保守)である、ときっと彼らは言うでしょう。それがリーダーであり、経営者である、と。僕自身、そういう方々のサポートを陰日向で頂戴できているからこそ様々頑張れているという現実があります。真のコンサバ族長達との信頼関係を資源にしてあれこれやっているわけです。そう考えると、コンサバからあまえやたかり、おごりや怠慢を排し、潜在能力を最大化するということが、「コンサバをハックする」という作業の本質かも知れません。

     また、今回「コンサバ」という単語を敢えて使ったのは、「既得権益」「抵抗勢力」「体制派」「主流派」といった、単純なラベリングだけでは、内部改革のダイナミズムの存在をはらんだまとまりのことを描けないと思ったからです。

     日本のジャーナリズムやWEBのつぶやきのなかでは、この「コンサバをハックする」という選択肢の存在や効用について論じられることは、あまりないのではないでしょうか。しかし、僕にとっては最も希望が持てる道に思えています。

     では、コンサバ内の真の族長たち、内部改革者はどこに存在するのか。最近は、彼らの力が弱まっているように見えることがあるのはなぜか。これらについて、日本の戦後政治経済史を僕の無手勝流で振り返る形をとりながら次号で書いてみたいと思います。

    (了)

    ▼プロフィール
    橘宏樹(たちばな・ひろき)
    官庁勤務。2014年夏より2年間、英国の名門校LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス)及びオックスフォード大学に留学。NPO法人ZESDA(http://zesda.jp/)等の活動にも参加。趣味はアニメ鑑賞、ピアノ、サッカー等。twitterアカウント:@H__Tachibana

    【イベント情報】

    2月20日(火) 橘宏樹×宇野常寛『現役官僚の滞英日記』刊行記念 特別対談 & サイン会
    19:30 open /19:30 start @CAMPFIRE内イベントスペース(渋谷)

    『現役官僚の滞英日記』の刊行を記念して、著者の橘宏樹さんと宇野常寛(評論家・批評誌『PLANETS』編集長)の対談イベントが決定しました。対談後には橘さんのサイン会を予定しています。

    書籍購入者限定・無料イベントです。事前予約不要!チケットがわりに書籍を持って、直接会場へお越しください。橘さんに直接会える、貴重な機会をお見逃しなく!
    詳細はこちら

    『現役官僚の滞英日記』刊行記念エッセイ、配信記事一覧はこちらのリンクから。


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