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準レギュラー(!?)三澤 紗千香さん(「俺を好きなのはお前だけかよ」コスモス役)のご出演で、大いに盛り上がったトークバラエティ番組「山下駱駝」第7回目の生放送!
『俺たちを好きなのはリスナーだけかよ』でも見せてくれた三澤さんパワーに、山下大輝さんと駱駝先生も押され気味!?
山下大輝さんの「三澤さんはソルジャー(戦士)」発言をはじめ、名言・珍言の数々で、情報密度が多すぎる神回でした。
6月19日21時から生放送された番組は、【こちら】にてアーカイブ配信しています。ぜひ繰り返し見てほしい。
山下さん、駱駝先生、ゲストの三澤さんへ、放送直後の楽屋でインタビューを実施。余韻が残る三人に、番組の内容を振り返っていただきました!
(取材・文:かーずSP)
■最高のゲストのような司会・三澤さんに圧倒的感謝……っ!
───お疲れさまです! すごく盛り上がりましたね!
山下「この番組が始まった当初から三澤さんの話題に触れていて、『三澤さんが来たらきっと賑やかになるだろうな』ってイメージした通り、楽しい光景になりました」
三澤「やったー! いぇい!」
山下「この番組は、僕と駱駝が気を遣わなくてもいい人という条件でゲストさんにお声掛けしているので、フランクに話せる三澤さんに来ていただいて良かったです」
三澤「じゃあ毎回呼んでくださいよ!」
駱駝「毎回スケジュールが合わなかったの三澤じゃん!(笑) 番組的には毎回、声をかけていた!」
三澤「確かにそうなんですけど(笑)」
───これまでメールや動画で「山下駱駝」へ間接的に関わってきて、満を持してのご登場。そのお気持ちを教えて下さい。
三澤「新番組『山下駱駝』が発表された時、絶対ゲストに呼ばれたくて速攻でメールを出したんですけど(笑)、念願叶って、やっと出ることができました!
コメントでも、皆さんが楽しんでくださっていることが伝わってきて、予想のさらに上をいけた放送になったんじゃないかなって自負しております!」
───『俺好きラジオ』とはだいぶ雰囲気が違いますね。
山下「向こうはパーソナリティが、わっしー(鷲崎健さん)ですしね」
三澤「そうですね。この番組は山下さんと駱駝さんのファンが主に見てくださっているので、そこにお邪魔していただく謙虚な気持ちで……」
駱駝「どの口で!(笑)」
三澤「あはは。二人が楽しそうに進行できるように、ゲストで頑張ってましたよ?」
山下「そう、ずっと影から回してくれたのは感じていました」
三澤「山下さんと駱駝さんの素の部分と、二人は仕事ができてカッコいいって部分。両方出せて、私って最高のゲストのような司会だなって思いました!」
二人「助かりました!」(お辞儀しながら)
───数々の声優ラジオのご経験を、存分に発揮されたんですね。
三澤「この番組は『みんなで一丸となって頑張ろう!』じゃなくて、各々好きなことを勝手にやる、天邪鬼な3人だと思っているんです。
トークがどこに流れるのかわからない。だけど、3人の中でせめぎ合いのような攻防戦や駆け引きがあって、すごく濃縮された1時間ちょっとでしたね」
山下:「僕らはダラダラしているように見えて、あの大波の中でいろんな事が起こっていた(笑)」
■三澤「山下大輝さんのオンとオフの両方が見られる貴重な場」
駱駝「それはそうとさー、山下のクマが小さくなっていて安心したよ」
山下「(笑いながら)本当に前回やばかったんだって! 『山下駱駝』で仕事が4件目だったんだよ」
三澤「マジで!? それは超ハード」
山下「先月は鬼のようなスケジュールで抜け殻みたいな状態になってた……あの日の自分を『よくやった』と褒めたい(笑)
せっかくゲストの三木一馬さんがいらっしゃったのに、言葉が出てこないタイミングがあって……」
三澤「三木さんも、超疲れてるときは役に立たない時があるよ(笑)」
※三澤さんと三木さんは『うぇぶらじ@電撃文庫』で、長年ご一緒されていました。
駱駝「そうそう、三木さんは疲れが顔に出ちゃってる時がある(笑)。でも前回の山下も、別にしくじってるわけじゃないから」
三澤「そういった素の姿を見られる場所がないから、山下さんのファンは逆に嬉しかったんじゃないかな?」
駱駝「前回のコメントでは心配してた(笑)」
三澤「確かに心配するよね(笑)。でもタレント・芸能業はスーパーマンに見られがちですけど、この番組では山下さんのスーパーマンじゃない、オフの一面が見られる。それって良いことだと私は思いますよ。
他の声優番組では見せない、山下さんのオフ姿を見られる貴重な場。それで、さっき演技をやってくださったのがオンの姿。
オンとオフの振り幅の大きい山下さんが両方拝める、良い番組だなって感じます」
■照れや羞恥心を吹っ切って、自分に酔う姿を見せてこそのアーティスト
───番組内でも触れられていました、山下さんのアーティストデビュー。先にアーティスト活動をされている先輩から、アドバイスをお願いします。
三澤「メンタルケアは大事じゃないかな。役者じゃない自分を見せることって、恐ろしいことだと思うんです」
山下「恐ろしいとは?」
三澤「自分に酔っているところを見せていかないと、アーティストは務まらないんです。自分に酔う部分を見せてこそ、アーティストのファンに喜ばれると思います」
山下「なるほど……」
三澤「なので、怖がらずに自分をさらけ出せば出すほど、音楽は答えてくれるので……」
顔の近くに手を持ってきて、キメ顔でポーズを付けて語る三澤さんに、マネージャーさんも含めてみんな大爆笑。
山下「ほんまもんのアーティストやっ! ありがとうございます! 勇気が出ました」
三澤「山下さんには、そのうちライブも、作詞・作曲にもいつか挑戦してほしい。
私は作詞・作曲こそ一番苦手なんです。自分の考えている事が、形になって、みんなに見られるのって恥ずかしいんですよ。
でも、そこを吹っ切れればファンが喜んでくれますし、正直印税も嬉しかったんで(笑)」
山下「確かに。アーティストって傍から見ていてナルシストだなと思うんですよね」
三澤「そうそう。アーティストさんを見ていて、『自分を出すねー、恥ずかしくないの?』って感じちゃいますけど(笑)、それくらいがちょうどいい!」
山下「やっぱりそうなんだ……みんな、それを求めてるんだ……」
三澤「ぶっちゃけ世の中、自分よりも歌が上手な人とか、ものすごいシンガーソングライターなんて、いっぱいいるじゃないですか。
そんな中で『山下大輝さんを追っかけたい!』って応援してくれる人たちがいるわけですよ。
それを信じて自分をさらけ出すしかないんです、アーティスト活動は!」
山下「自信を持って、自分に酔えばいいと」
三澤「そうです」
山下「すごく心に刺さりました……ありがとうございます!」
■駱駝「自分に自信があるところは全力でやる。自分が自信がないところは素直に引く」
───「自分を出す」という意味では、ラノベ作家も自分の内面を表に出す恥ずかしさが生まれると思います。駱駝先生はどこで吹っ切れたんでしょうか?
駱駝「俺は別に、作品は自分の考えというよりは、楽しませるために作っているものだから、自分をさらけ出している意識がそもそもない」
山下「へー、なるほどね」
三澤「でも小説を書くって、私だったら世に出すのは恥ずかしいですよ」
駱駝「あー、だから俺にはその感覚はないんだろうね」
三澤「最初から?」
駱駝「最初から無い。俺が小説って形でコスモスやひまわりの台詞を考えてるんだけど、あれは脳内にいるひまわりが『きっとこの子はこういう風に行動するんだろうな』って想像している感覚だから」
山下「僕らでいう『役』みたいなものかな?」
駱駝「たぶん。だから別に恥ずかしくないんだよね」
三澤「んー、でも書き方、見方、考え方が、文章を通して読者に全部丸見えじゃないですか。それが私には恥ずかしいし、嫌な人は嫌だと思う」
駱駝「あー(納得したように)、はいはい」
三澤「だからたぶん駱駝さんは、もともと自分に自信があるんだと思うんですよ(笑)」
駱駝「俺は、小説に関しては絶対の自信を持ってやると決めているから、羞恥心がないんじゃないかな。
自分の人生のモットーは、『自分に自信があるところは全力でやる。自分に自信がないところは素直に引く』。
だって年齢を重ねるうちに、自分に出来ることと、出来ないことがだんだん見えてくるじゃない」
三澤「それはありますね。今の駱駝さんの話を聞いて、アーティスト活動を続けてください」
山下「OK!」
(取材・文:かーずSP)
この続きは……スペシャルインタビューvol.2に続く!
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