(byよしりん企画・トッキー)

『民主主義という病い』
愛読者カードの感想ご紹介です!


ルソーの「社会契約論」を読みたくなりました。
歴史の授業で出てきた言葉が沢山あるのですが、
当時テストのために覚えていただけでなんのことか
まったく理解していなかったのが恥ずかしいやら
悔しいやら…
頭に入る時期にもっときちんと「勉強」しておけば
よかったとつくづく思いました。

明治以降、西洋から入ってきた思想を日本語に
訳すとき、それらを表す言葉自体がなくて、新しく
造られた言葉が色々あるというのは知っていましたが、
西洋の思想・概念を正しく日本語に訳しきるのは無理で、
その逆の日本の伝統、価値観、古代からの国柄という
ものを外国で伝えることも不可能なのかもしれません。
言葉での説明はできても、その意味が、心身に
染み渡っていく理解の仕方はやはりそこに育ってきた
人間でないとわからないと思います。

私も西洋のある一面に憧れる一方、強烈に反発したり
反感を抱く部分はあるので、本書は多少の共感を持って
読めました。
そして確信したのは、私はこの「病い」はまだ軽度で
回復途中にいたのだということです。

とても良い処方箋となりました。
(長野県・女性・会社員)

民主主義という病い

先日のゴー宣道場では「読書のすすめ」の
清水克衛さんが『社会契約論』をはじめ、
『民主主義という病い』の参考文献をずらっと並べて
販売し、多くの参加者が手にしていました。

特に学生はそういう本を読める十分な時間が
あることが特権なのだから、ぜひ読んでおくべきだと
思います。

そしてもう社会人だし時間がないという人も、
決してあきらめる必要はありません!

そんな人のためにも、1冊でフランス革命から
古代ギリシアの民主政、そして日本独自の「公」の意識と、
西洋の思想の違いまでも網羅した『民主主義という病い』
はあるのです!!

まず、知りたいと思うことが民主主義という病いを克服する
第1歩!
そのために、これほど最適な処方箋はありません!!

 

 

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