閉じる
閉じる
×
高森明勅氏の「高森ウィンドウズ」の「江戸時代像の転換」
を見て、1649年の慶安の御触書がどこかの教訓書だった
ものを明治になって何やら正式な文書に入れてしまった
ものだから、今に至る江戸時代の暗黒史観に繋がっている
という説が面白かった。
実際の江戸時代の百姓に至るまでの生活の明るさが
どんなものだったか具体的な映像で見てみたいものだ。
そしてそれならば鎖国しても日本は内需でやっていける
国だということになる。
だが吉原の女郎が東北から身売りされてきたというのも
事実であり、昭和に入っても貧困農家の娘は女衒に
買われていたのも事実である。
マルクス主義的階級史観による歴史観が偏り過ぎて
いるのは分かるが、貧困の度合い、明るさの度合いが、
分からない。
一方で幕末に訪日した外国人たちは、日本は子供の
天国で、民衆は極端に人が良くて、微笑みの国だった
という証言もある。
貧困や幸福の観念をどう捉えるかという問題がある。
ネットに依存したオタクにとってみれば、江戸時代は
間違いなく暗黒の時代になってしまうだろう。
RSSブログ情報:http://yoshinori-kobayashi.com/10817/
チャンネル会員ならもっと楽しめる!
- 会員限定の新着記事が読み放題!※1
- 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
-
- ※1、入会月以降の記事が対象になります。
- ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
小林よしのりライジング
更新頻度:
毎週火曜日
最終更新日:
チャンネル月額:
¥550
(税込)