「ゴー宣道場」、学会にも認められている一流の憲法学者をゲストに呼んでの「立憲的改憲」シリーズ、毎回凄くて面白いんだが、昨日は昨日で凄かった。

山元一教授が最高だなと思ったのは「権威主義」がないことだ。
わしは「権威」のある人物はいた方がいいが、「権威主義」の人間が大嫌いなのだ。
権威があるとされている某憲法学者は、わしは大嫌いなのだが、彼が「憲法は憲法学者のモノ」と考える権威主義者だからだ。

だが、山元一教授は「憲法は憲法学者のものでなく、国民のものだ」と明言する。
山元一という学者は今でも十分権威があるのだろうが、ぜひ研究を積み重ねて揺るがぬ真の権威になってほしい。

山元教授は、レジュメを見てときめいてしまったわしの期待通り、素晴らしく分かりやすく話してくれるのに、面白くて深い含蓄があり、あっという間に時間が過ぎてしまった。
質疑応答の回答も含めて、実に勉強になった。 

控え室で、師範たちが「語らいタイム」を撮影している真っ最中、五月蠅いだろうに、参加者からのアンケートを無心に読む山元教授の姿には感動した。
来てくれて感謝します。

 

 

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