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希蝶さん のコメント

>>442
 有り難うございます。お手数をおかけしてしまい、すみませんでした。経済学の話は、人によってはちんぷんかんぷんで、この場に参加されているかたがたや、よしりん先生たちには常識なのでしょうが、ある程度確認しておきたかったので助かりました。
 自分の理解できているレベルは、金本位制の行き詰まりが世界恐慌で顕在化し、管理通貨精度へ移行し、公定歩合操作とか公開市場操作などが行われるようになった、とか、国内総生産とか減価償却費とか3つの国民所得というあたりになってしまうので、文字通り受験政経の世界になっています。もっとも、今の高校生は「新自由主義」あたりも取り扱うのかな?
 つまり、『ファウスト』の描かれたドイツの世界では「企業」は存在せず、まだ金本位制のような世界である。当然、ファウストがメフィストフェレスにそそのかされて皇帝を資本家とする「会社」を創立したわけではない。(絶対君主である)皇帝の意向で紙幣増刷が可能で、それによって、一時的に国民が潤うことができる。現代は、資本主義世界なので、企業が利潤を求め、国家の垣根を超えて銀行を通じて資本を独占し、労働者の元へお金がいきわたらないという現象が起きる。
 ちなみに、『ファウスト』第二部では、埋め立て事業で立ち退きをしない老人夫婦がメフィストの力で焼き殺されるという話があり、そのことでファウストがメフィストを責め、自分も共犯者だとおののく場面もあったりします。『ファウスト』は、悪魔との契約による不老不死とか、美女を求めての遍歴のみが描かれているファンタジー劇だと誤解される話でもあるので、ちょっと背伸びしてあげてみました。
 もう少し、日銀のホームページなども見て、勉強してみます。

 自分の職場の話を少ししますが、前回の緊急事態宣言時ほどではなかったですが、シフト表にも空白のかたが多少存在していたりして、今日も通常よりも心なしか人員が少なかったです。前回のように、売店事業業務のかたがたが休業しているわけではないので、まだ普通の状態で、ターミナル駅も、時間制限はあったけれども、普通にお店が営業しているといった感じでした。ただ、夕食がわりにレストランにはいってみたのだけれども、店内の座席の埋まり具合は満員の2割程度といった感じで、やはり時短要請の影が忍び寄っているのは感じられます。地元の方の飲食店はほぼ休業状態でした。今回の「宣言」で、私はなるべく外食しようと決めていますが(規則正しい生活を送ることにもなるので)、お金がどこまで続くか、問題ではあります。かのうな限り頑張ってみますが。

>>450
 個人的な意見ですが、先日見た『鬼滅の刃』の劇場版のテーマにも共通する点があるように感じられました。
>>459
 文化が不要不急だと思っている方々は、『マクロス』でも見て欲しいですね。『エヴァンゲリオン』でもカヲル君が、「歌は文化の調べだ」とか申しておりました。よしりん先生の最多の歌、最高です。こういう反骨精神がアーティストには必要なのではありますまいか。
>>465
 うちの親は学生時代に勤労動員を経験している世代なのに、(前回の緊急事態宣言の際に)なぜ自分の購入した燈油のポリタンクに消毒液をかけるような愚行をしているのだろうと疑問を感じます。今、入院中なので、この騒ぎからは少し遠ざかっているのが、ある意味運が良かったのかもしれないです。理系の教師で、博士号も取得しているのですたが、騏驎も老いては駑馬に劣る、といった感じなのでしょうか。大して優秀でもない自分も、年をとるとそうなるのか、と思うと恐ろしくなります。
>>466
 朗報だと思います。自分が言うのも何ですが、オドレら正気か?、楽しんできて欲しいです。
>>470
 極論を言えば、そういう老人たちは追い出せばいい、それこそ別の場所に隔離せよ、と言いたいです。問題になるのは承知の上で。

 モーニングショー、とうとう全員が「四角い画面」の中に閉じこもってしまいました(「リモート」という言葉を使いたくないので、こういう言い方をしています)。それぞれに喪章でもつけたらお似合いかな。玉川徹は一生、あそこから出てくるな、と言いたいです。「グッドラック」も少し見て見ましたが、ユーチューバーの女の子がすべてはコロナの所為みたいに言っていたのが悲しかった。あそこは四角い画面じゃないだけ、ましなのかな?

 繰り返しますが、オドレら正気か?の成功を祈ります。
No.476
48ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2020.12.29発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第403回「戦中の老人、戦後の老人」 2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第197回「“PCRを拡大すべき”の欺瞞を問い質す」 第403回「戦中の老人、戦後の老人」 『コロナ論2』は早くも2度の増刷がかかり、順調に売れている。  それと同時に、前作の時をはるかに上回るバッシングが巻き起こっている。「批判」と「バッシング」は違う。「批判」は本を読んだ上で、間違いを指摘したり、根本的な思想(ウイルスは進化の要素)(死生観)などの再考を迫るものだ。 「バッシング」は読みもしないで一コマを抽出して、曲解を拡散したり、「権威主義」で、漫画家だからダメとか、専門家じゃないからダメという「偏見」で断罪する姿勢である。  今のところ、「批判」に値するものはなく、「バッシング」しかないというのが、コロナ脳の非科学性を証明している。  しかし、そのバッシングの質が、興味深いことに、現代日本人の病理を如実に炙り出しているのだから、無視もできない。  バッシングの中でよくある言い回しに、 「小林だって、基礎疾患のある高齢者じゃないか!」 というのがある。  そう言われても、わしとしては 「ええ、その通りですが、それが何か?」 としか言いようがない。  この文句の主は「高齢者」なのだろうか?高齢者なら、 「自分は高齢者だから怖い。小林よしのりだって高齢者じゃないか!しかも喘息という基礎疾患があるくせに!」 と言ってることになる。  それなら 「おまえはお化け屋敷を恐がってる老人に過ぎない。わしは知性ある老人だから、幻想に怯えるより、この世の快楽を求める方がいいんだよ。」 と言ってやるしかない。  さらに 「恐いなら、おまえが自宅に閉じ籠っていろ!若者や子供を巻き込むな!」 とも言ってやりたい。  だが、どうやら 「高齢者なら怯えるべし」 というバッシングは、必ずしも老人が言ってるわけでもなく、わしより若い連中までが言ってるらしいのだ。  自分が怖いなら、そう言うべきであって、「敬老精神」で言ってるふりをするのは偽善であり、卑怯である。  来年1月1日午後1時に放送される、藤井聡氏の番組『東京ホンマもん教室SP』(TOKYO MXテレビ/スマホアプリ・Webサイト 「エムキャス」 でもリアルタイム配信)の収録で、わしがこの1年、喘息が収まらなくて大変だったと言うと、藤井氏は 「小林さんは基礎疾患があって高齢者じゃないですか。もろ被さっているじゃないですか。それでこういう意見を言っているわけでしょ」 と言った。  コロナに罹ったら重症化して死に至るかもしれない条件をもろに被っているにもかかわらず、それでもコロナは怖くない、コロナ恐怖は嘘だと言っていることを、恐怖感に囚われない、勇気のある態度だとして評価しているのだ。  普通はそんなふうに、好意的に捉えてくれるものと思っていたのだが、 「小林も基礎疾患のある高齢者じゃないか」 とさえ言えば、わしに最大の打撃を与えられると思い込んでいる者がいるのだ。それもかなり多数。  これは一体どういうことなのだろうか?   要するに、こんなことを言ってくる者は、 「誰だって自分の命が一番大切なはずだ」 と信じ切っていて、それを絶対的な前提として、一切疑ってもいないのである!  だから 「命よりも尊い価値がある」 ということが全く理解できないし、ましてや、世の中には 「自分の命よりも優先すべきことがある」 という価値観を持って生きている者が本当にいるということなど、想像すらできないのだ。  そんなわけで、小林よしのりだって本当は自分の命が惜しいはずで、もともとコロナが重症化する危険性が高いんだから、もしも感染したらきっと取り乱して泣き叫ぶに違いないと、勝手に決めつけているのである。  だから、 「お前だって基礎疾患持ちの高齢者じゃないか!」 とさえ言えば、ものすごい攻撃をしたような気になれるというわけだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!