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希蝶さん のコメント

 >>245
 >>246
 nagさん
 『蜘蛛の糸』で思い出したのですが、あれって、夏休みの読書感想文で一番人気のある作で、短いし、そのわりには哲学的なものがある、という理由からだそうですが、あおの作の持つ人間のエゴイズムをどれだけの人が理解しているのでしょうか?そして、そんなエゴイストであっても、生前には気まぐれか何かで、蜘蛛のいのちを助けることもある。人間は複雑で多面的だ、できればその善性の方がよい形で発展してくれれば、と願います。しかし、「善」ばかりでも、それは誰かの犠牲を見て見ぬふりを生み出す「偽善」にもなりえるわけで、自分の中の本当の「悪」とも対峙しなければいけないのかな、とも思いました(だからって進んで悪をしろ、とは言いませんが)。

>>69
 チコリさん
「歴史に残さなければならない日本のコロナ禍の真実、おどれら永久保存版動画」、賛同します。何らかの形でこの狂想曲は現世のみならず後世にも残すべきでしょう。先にも記しましたが、うちの義兄は、ニュースで感染者数の発表しかしないのはおかしい、どいう症状が出るのかをもっと分かりやすくやった方がいい、とも申しておりましたが、そこで思考はストップしちゃっているんですよね。こういう話に興味を持っているようで、「行政の言うことに逆らっては駄目」で話はおしまいになるのだから、何としても大騷ぎにして、マスコミの責任とそれに附和雷同してしまっている知事や政府のていたらくを糾弾すべきだ、と。もっとも、そう思うのも、マスコミ同様、「煽り」の一種になってしまうのでしょうか?

>>240
 shiroさん
「千と千尋」…懐かしい、と言いたいところですが、実は去年の自粛期間中の映画館でリバイバルされていたのを初めて見ました。感想は、確かに今の日本人の堕落をあの両親は象徴しているようですね。ハクと千尋がその後、どうなったのかをもっと見て見たかったですが、それよりも、最後に千尋が事件の発端となったトンネルを振り返る場面が印象に残りました。もう一人の(優しい方の)おばあさんが気に入ったかな。
 同じ頃に同じくリバイバルの「もののけ姫」も見ましたが、あれも食わず嫌いをしていたといった感じです。あれもエヴァンゲリオンに似ているな、と(庵野監督と宮崎駿監督は師弟関係にあるからかな)。むしろこちらの方が感動したかな。

 自分の県では映画はまだふつうに見られるし、この前「新青年」という雑誌の展覧会へ行ったりもできましたが、地域によっては厳しいのかな、と想像します。いったい、「魅力的な場所」とはどういう基準で決められるのでしょうか?自分にとって「魅力的な場所」とは「図書館」・「博物館」・「映画館」などであり、あまり遊園地とか公園とかではないです(動物園とかはすきですが)。だから、去年の一斉緊急事態宣言の際には、慌てて読みたかった『続日本紀』の原文版五冊を借りています。その本は解説が細やかで、奈良時代史の勉強にかなり役立ちました。まだ全部を理解できているわけではないですが。もっと知らないといけないこと、研究したいことは多く、実生活の常識でもたくさんある、と思っています。

 話題を変えます。
 ちなみに、自分の周囲は『コロナ論』を紹介しても、本当に興味を示さない人ばかりで、中にはコロナ君キーホルダーを見て「はたらく細胞?」と言った人もいた位ですから。確かに自分の興味のないことをいきなり紹介され、それを押しつけるようなことをしても効果はないとも思ったので、先の「文集」を良い機会と自分の考えを書いてもみたのですが、事務所の全職員・労働者の意見を載せているから、目立たなかったりもするのです。反対のことを書いている人もいて、「ニューノーマルの始まり」と言った人もいて(いろいろな意見があるのはいいことだとも思うけれども)、それをことさらに(自分への反感で)喧伝している人もいたりするわけです。
 私は党派争とかが好きではなく、「何となく気に入らない」とかがよく分からないのですが、合理的に考えてこれは是であるとか、非であるとか考える方が好みに合っているのだけれども、こんな時に私情で何かをするな、とその人に言いたいのですが、自分よりも前から仕事をしている人なので、あまり強く言えないわけです。先日「AKBでハカイダーのように髪を切った人がいたよね」とか世間話をしていたので、思わず「峯岸みなみですよね」と答えたら、「お前と話をしていない」とはっきり言われ、別の話題に移った、というようなこともあったりするんです。
 こんなことはどこでもあることだから(もっとひどい無視とか嫌がらせを別のところで受けたことがあるから)、あまり気にはしてはいませんが、それにしても、不寛容な人だな、と感じました。そして、こういう人が周囲から尊敬されていたりする(もしくはそういう扱いを受けている)のだから、不思議な世界だ、とも思うのですが、それが世の中の当たり前で、論理よりも感情が優先するのでしょうか?だとすると、人間とは本当におかしな、非合理的な生き物だな、と思います。
 もっとも、人間関係の構築が下手な自分の責任でもあるのでしょうが。ただ、これは愚痴だけを語っているのではなく、論理でものを考えよう、確実なデータや証拠などで思考
することが大事ではないのか、という意味でも語っていることです。

 長々とすみませんでした。それでは次号を期待します。その間に、少しは政府がまともな判断ができますように。
No.247
8ヶ月前
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第397号 2021.5.11発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…日本国憲法では、国民の基本的人権は「公共の福祉に反しない限り」保障されると規定されている。人権は無制限に保障されるものではなく、「公共の福祉」に反する場合は制限してもいいことになっているのだ。この「公共の福祉」という言葉は、あまりにも当たり前のように条文に書いてあるので、これが憲法における人権の捉え方のスタンダードであるかのように思い込んでしまっていたのだが、それは全くの誤りだった。コロナ禍において、ありとあらゆる人権の制限が「公共の福祉」のためのひと言で正当化されてしまっているが、それは全く異常なことだったのだ! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…分科会の尾身茂会長の「魅力あるところを閉める」というトンデモ発言をさらっと受け入れ繰り返すテレビ報道。「魅力あるところ」っていったい何??そして一度は要請を跳ね返したものの、休業することになってしまった寄席。一転、休業を受け入れることになった背景には何があったのか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!ワクチンによる重度の副作用や死亡ケースについては「因果関係が証明されない」とされる現状をどう思う?コロナ渦を終わらせるためにできることって何があるの?この状況下で先生の一番のストレス発散法は何に?アメリカの大義無き戦争などへの反対は、当時の日本の状況を考えるとやはり無理だったのでは?ワクチンを否定する言論は、若者の未来をも否定するただのニヒリズムでは?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第418回「【公共の福祉】と【ワクチンパスポート】」 2. しゃべらせてクリ!・第353回「」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第212回「閉じられた“魅力的な場所”と寄席休業の裏話」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第418回「【公共の福祉】と【ワクチンパスポート】」  5月3日・憲法記念日に開催したゴー宣道場 「憲法は今、生きているか――コロナ禍、自衛権、天皇」 は緊急事態宣言の最中とは思えないような大盛況となり、議論自体も大成功だった。  中でも最大の収穫は、日本国憲法におけるキーワードのひとつといえる 「公共の福祉」 には、大変な問題があると知ったことだった。  日本国憲法では、 国民の基本的人権は 「公共の福祉に反しない限り」 保障される と規定されている。  人権は無制限に保障されるものではなく、「公共の福祉」に反する場合は制限してもいいことになっているのだ。  この「公共の福祉」という言葉は、あまりにも当たり前のように条文に書いてあるので、これが憲法における人権の捉え方のスタンダードであるかのように思い込んでしまっていたのだが、それは全くの誤りだった。  ゲストとして登壇した慶応義塾大学教授・ 横大道聡氏 は、この日最も重要な指摘をした。   国連の規約人権委員会は、日本国憲法が人権を制約する根拠を「公共の福祉」としかしていないことに対して、制約が拡大する危険があり、もっときちんと細かく書くべきだと、連続して指摘しているというのだ!  国際的な人権条約や、国連が「及第点」としている国の憲法では、表現の自由はこういう場合にしか制限できないというように、それぞれ条件を細かく書いており、 全ての人権を「公共の福祉」のひと言で規制している憲法というのは、実は極めて珍しい のだそうだ。  日本のマスコミは、国連から「日本の刑事制度は遅れている」というような指摘を受ければすぐニュースにするが、憲法の「公共の福祉」が問題だと指摘されても一切報道しない。憲法学者も、みんなこのことは知っているそうだが、誰も言わないという。デタラメな話だ!   コロナ禍においては、レストランで酒も飲めないわ、デパートも映画館も閉鎖されるわと、ありとあらゆる人権の制限が「公共の福祉」のためのひと言で正当化されてしまっているが、それは全く異常なことだったのだ。  横大道氏は、もしも自分がロースクールで教えている学生が答案に「人権は保障される、ただ『公共の福祉』による制約がある、今回はコロナだから『公共の福祉』で制約する、ハイ終わり」なんて書いてきたら、落とすはずだという。  ところが現実には、そんな状況がまかり通っているのだ!  では、こんな状態を国会議員はどう考えているのだろうか?  この日は、自由民主党衆院議員・稲田朋美氏と、国民民主党衆院議員・山尾志桜里氏の2名にリモート出演していただいた。  ここでは以前から「立憲的改憲」を主張し、これまで何度となくゴー宣道場にご登場いただいている山尾氏の発言を追ってみよう。  山尾氏は横大道氏の話を受け、 緊急事態宣言の発令に「国会の承認」を必要としないことを、多くの国会議員が問題視していない と言った。  そしてその理由は、国会の承認が不要であれば、宣言を出すか出さないかという難しい判断をしなくて済むからで、後で宣言を出してよかったという結果になれば「よかったね」と言えば済むし、宣言を出したのがやりすぎだったとか、足りなかったとかになれば、後から政府を批判すればいいと思っているからだという。  とんでもない無責任だが、それについて山尾氏は、説明責任を政府や分科会の尾身会長に押し付けるのではなく、国会議員の一人一人が厳しく責任を負うことが、緊急事態の中で自由を確保するために大事であり、「国会承認」に関する議論はもう一度しっかりやり直すことが不可欠だと主張した。  この山尾氏の発言を受けて 泉美木蘭 さんが、「やりすぎたら後で批判しておけばいいと思っている」というが、 実際には「やりすぎたら後で批判」するということすら行われていない と指摘した。  そして、あまりにも曖昧な「公共の福祉」の下で無茶な制約をやりすぎたために、学校に通えなくなった子供が精神的に追い詰められて自殺に追い込まれたり、女性が仕事を失って急にホームレスになってしまったり、あるいは演奏会など文化活動も出来なくなって、自分の生きがいを失ってしまった人がたくさんいて、既に甚大な被害が出ており、 働かなくても大丈夫な人や、家にいても給料がもらえる人の人権しか守られていない と批判した。  そしてさらに、 学校が閉鎖されるとどんなことが起きるか、派遣で働いている人たち、飲食店やサービス業で働いている人たちがどんな目に遭っているのか、精神的にどういう影響が起きるかということを事細かく挙げていくことが公共の福祉とは何かを考えることになるはずで、そういうことを国会議員の方には議論していただくよう切に望む と発言し、これには大きな拍手が沸いた。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!