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宇野常寛氏と古市憲寿氏を呼んで「ゴー宣道場」を
開催するからには、この2名への突っ込みは大いに
必要である。
宇野氏は『脱正義論』を高く評価してくれているのだが、
『戦争論』はダメな人だ。
最近では『大東亜論』には関心を持ってくれているようだ。
だがこのパターンは相変わらず戦後民主主義的サヨクで、
価値相対主義やポストモダンはもう何も生み出さない
ことがはっきりしたのではないか?
大きな物語は消滅したというのは、「国家」を否定する
ための論法であって、わしは『大東亜論』を
国家否定のために描こうとしてるのではない。
AKB48に関する興味の持ち方でも、宇野氏とわしは
ときどき対立する。
峯岸みなみの丸刈り事件を深刻にとらえ過ぎて、
民主化や恋愛自由やルール作りを訴え出す
宇野氏には、全然ついて行けない。
AKBといえども、実は思想的な問題が潜んでいて、
事件が起こると、その対処の仕方を巡って
評論家たちは分裂してしまう。
宇野氏が渡辺麻友に関心持てなくて、指原莉乃を
持ち上げるのも、個人的な思想傾向が
違うからであって、単なる感性の違いではない。
一般のファンのように、アイドルといえども、
右半球での好き嫌いの感覚ではなく、
言葉で解釈する人間だからこその、
左半球の思想的傾向が出てしまうのである。
テーマは一応「幼児化する大人たち」としているが、
それは入り口で、宇野氏、古市氏の考え方を巡る
議論だけで終わってしまってもいい。
「ゴー宣道場」の師範方は、二人のゲストに対して、
どんな印象を持っているのか、ブログに書いてほしい。
その方が二人も、「ゴー宣道場」に臨みやすいだろう。
RSSブログ情報:http://yoshinori-kobayashi.com/5759/
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小林よしのりライジング
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