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宇野常寛氏の「ゼロ年代」を読み始めた
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宇野常寛氏の「ゼロ年代」を読み始めた

2014-10-11 13:30
     

    宇野常寛氏『ゼロ年代の想像力』を読み始めた。

    エヴァンゲリオンや漫画やテレビドラマなどの
    サブカルチャーに全然興味がなくなっていた時に
    読んだ印象と、今では若干違う。

    宇野氏の思考回路が少しは分かるようになってきた。

    わしに対する分析も、なるほどそのように
    分析できるわけかと、面白く感じる。

     

    「大きな物語」とは伝統や戦後民主主義といった
    国民国家的なイデオロギー、あるいは
    マルクス主義のような価値体系のことらしい。

    物語とは、生きる意味や信じられる価値のことで、
    それらの価値が崩壊した世界で、どう生きるかという
    テーマに挑戦している者として、
    宇野氏はわしや宮台真司や東浩紀を
    分析しているようだ。

    なるほどね。そりゃそのような気がする。

     

    ニーチェの超人みたいな提案をしたいところだが、
    あっという間に運動に絡め取られる人々を見ていると、
    やっぱりそれは無理だとわかるんだよなあ。

    慰安婦問題に対するアホ丸出しの狂信や、
    朝日新聞バッシングを見ていると、益々、劣化、
    幼児化している大人たちにため息が出る。

     

    東京オリンピックを目標にし始めた国民も、
    見たいものしか見ないという後ろ向きの決断主義に
    嵌って、絶望への道をひた走っているのだろう。

    明日の議論は意義深いものになると思う。

     

     

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