今日はアップリンクのトークイベントに行ってきたが、
ずいぶん人が少なくて驚いた。
あの映画館はサヨクのファンが多いらしく、わしが
ゲストで出るというだけでも反発があったらしい。
わしはアップリンクでかかる映画がサヨク映画だとは
全然思ってないし、シリアの民主化運動を行った若者を
追ったドキュメンタリーも、すごく勉強になった。
だが、観客はリベラルサヨクが多くなるらしい。 

まったくこのポジショントーク時代はどうにかならんものかな?
右派には右派の主張、左派には左派の主張と真っ二つに
分断されていて、互いに見たくないものは見ない、
見たいものだけ見ると、決め込んでいる。
右派も左派も、知性の劣化が留まるところを知らない。 

しかし無政府主義者ですらアメリカなしで日本は一国では
守れないと言うのだから驚いた。
従米保守との議論かと錯覚した。 

最近は、産経新聞でも、報道ステーションでも、
三島由紀夫の話題をやっていたが、彼の主張の核心の
部分だけは避けている。
高森明勅氏がブログで書いているような三島の主張を
産経も報道ステーションも、どう思うのか明言しない。
アメリカ依存で金儲けだけの国になった日本を、
右派と左派は「これでよし」と思っているのだから、
三島由紀夫を論じるふりだけして、何の意味が
あるのだろうか?
気色の悪い奴らだ。

 

 

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