伝説のプロレス団体UWFインターナショナルでデビューして、キングダム、リングス、PRIDEと渡り歩いた日本格闘技の生き証人金原弘光が格闘技界黎明期を振りかえる連載インタビュー。今回のテーマは話題の本『1984年のUWF』について!
<関連記事>
『1984年のUWF』はサイテーの本!■「斎藤文彦INTERVIEWS⑬」
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1244660
“Uと馬場”を支えた黒衣の絵描き……更級四郎「ボクは手助けをしていただけですよ」
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar745564
【G馬場ブレーンの語らい】全日本プロレスが再生した日――■更級四郎×ターザン山本
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar778102
――金原さんは『1984年のUWF』はお読みになりました?
金原 読んでないよ。「U.K.R.金原道場」の道場生が「読んで凄くイヤな気分になった」という感想は聞いたけど。「佐山(サトル)さんは凄い、前田(日明)さんの悪口ばっかり書いてあった」って。そんなに前田さんのことを悪く書いてるの?
金原 でも、これって旧UWFの話なんでしょ?
――それが新生UWFやその後のUの話も書かれてるんです。修斗関係者でリングス初期にブレーンとして関わっていた若林太郎氏の証言なんかをもとに、KOKルールに移行する前のリングスは、初期と比べて競技ルールは減少していった……とまとめられてるんですね。
金原 えっ? 俺は死ぬほどやってたよ!! 9割は競技ルールだったよ。
――ほとんどじゃないですか!!(笑)。この本はかなり面白いんですけど、後半のリングスが誤解される書き方がされてるんですね。
金原 リングスジャパンの選手はだいたい競技だったよ。Tさんはちょっと少なかったけど(笑)。
――Tさんも要所で競技をやってたからリングスのエースだったんじゃないですか?
コメント
コメントを書く金ちゃん、ありがとー!!「1995年のリングス」を誰か書いてくれないかな。