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2018年にもなって「いまの新日本プロレスには猪木イズムが足りない!」などと口走ってしまうオールドファンに向けて二階堂彩乃(@nikaidoayano)先生が“いまのプロレス”の魅力をお伝えする共存共栄コーナー。今回のテーマは「身体を鍛えてから一度も変質者に遭ってない」です!
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――アヤノさん、ツイッターで結婚報告をされてましたね。おめでとうございます!
二階堂 ありがとうございます! でも、このタイミングで報告するつもりじゃなかったんですよ。Facebookのプロフィールって「未婚」を「既婚」に変えられるじゃないですか。「既婚」にしたら勝手に「結婚しました!」という投稿がされちゃって。
――自分も経験があるんですが、そんなつもりがないのに結婚アピールしたみたいでちょっと恥ずかしいんですよね、あれ。
二階堂 ビックリしますよねぇ。「じゃあツイッターでも書かなきゃ!」ってことで報告させていただきました。
――新婚生活はいかがですか?
二階堂 何も変わらずです。しいていえば、旦那とは同じ格闘技ジムに通ってるんですけど。いままでは2人で打ち込みをしてても、何も言われなかったんですけど、入籍を報告したあとは「ヒュ〜ヒュ〜!!」とか冷やかしの声が飛ぶようになりましたね(笑)。
――そんな幸せな結婚生活を送っているアヤノさんが気になることは、マイケル・エルガンが巻き込まれたセクハラ問題だとか。
二階堂 はい! 昨年末から話題になってて気にしてはいたんです。エルガンのツイッターアカウントが消えてるけど、何が起きてるのかよくわからないなーって。でも、新日本プロレスとの契約も更新してますし、そこまでの大問題ではなかったんだなあ……ってときに、Dropkickで詳しいコラムが書かれたじゃないですか。
・【#MeToo】マイケル・エルガンはすべてを失ってしまったのか■アメプロインディ通信「フリーバーズ」
二階堂 読んでみたら、いやもう完全にエルガンが被害者だったので。新日本プロレスファンはこの件についてほとんど知らないと思いますよ。
――あらま、そうなんですか。
二階堂 なんとなーく小耳に挟んでいる程度。私はコラムを読んで安心しました。
――「#MeToo」は世界的な動きになってますから、こういう話題はヒヤッとしますよね。
二階堂 「#MeToo」は日本ではそうでもないですよね。逆に女性専用車両に乗り込んで「女性専用車両は差別だ!」とか騒ぎを起こす人たちが現れて、渋谷駅でデモをやろうとして反対派に止められたり。
――あれ、ネタなのかと思ったら純度100パーセントのアレだったんですね。
二階堂 私の高校生のときに社会か何かのテストで「女性専用車両があるメリットは?」みたいな記述問題があって。その頃、私はしょっちゅう痴漢被害に遭っていたので「女性専用車両があれば女性は安心」って書いたんです。そうしたら模範解答は「痴漢被害がなくなるし、冤罪被害もなくなる」と。私はその模範解答に衝撃を受けて、女性専用車両は男性も守ってくれるんだと。女性専用車両反対の騒ぎを起こした人たちのことも守ることになるんですけどね。
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