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Dropkickのプロレス格闘技本読書会!! 今回取り上げる本は鈴木浩充の『ありがとうUWF 母さちに贈る』です。この記事はDropkickニコ生配信で語られた『プライド』の感想を再編集・加筆したものです(語り・ジャン斉藤)
新生UWFの専務だった鈴木(浩充)さんが長年の沈黙を破り、新生UWFの内幕を綴った本を出しました。自費出版ということで基本的に本屋さんに流通はしてないのかな。ボクはAmazonから取り寄せましたけど、タイトルは『ありがとうUWF 母さちに贈る』というちょっとビックリなタイトルで。(リスナーの書き込みを見て)ああ、前田さんが反論してるようですね。前田さんの言い分をちょっとだけ読んだんですが、前田さんっていっつも「騙された!」みたいなことを言ってますよね(笑)。インテリや博識系のイメージで売ってるわりには、しょっちゅう「騙された!」というパターンに陥るのは興味深いです。
『ありがとうUWF』は税抜き2700円とかなりお高いんですが、501ページの力作で。旧UWFのフロントに対して辛辣なのはU系本では珍しいです。社長の浦田(昇)さんは功労者として崇められることが多くて非難することはなかったですから。
スズキから見たその業界は、嘘や偽りや裏切りが蔓延した世界でした。中には素晴らしい方も居ましたが、殆どが自己の利益しか考えていない方々の集まりとしか思えなかったのです。
『ありがとうUWF 母さちに贈る』より
鈴木さんによれば、旧UWFの後始末は神さんや鈴木さんたちがやられてたそうですね。勢いよく攻撃しているというわけではないんですが、静かな筆致で「あったこと」を書き連ねているから怖い。
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