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『小説外務省―尖閣諸島問題の誤謬―』が2社から拒否された。顛末を書いておこう
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『小説外務省―尖閣諸島問題の誤謬―』が2社から拒否された。顛末を書いておこう

2013-12-18 06:45
  • 10

『小説外務省―尖閣諸島問題の誤謬―』が2社から拒否された。

この本は、次の導入部で始まる。

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プロローグ

 この本の主人公は、外交官である。1977年生まれ、名前は西京寺大介。ただし、彼が外交官であり続けられるか、解らない。

 西京寺大介は尖閣諸島の扱いで、外務事務次官に真っ向から反対し、2022年の今、外務省から追い出されるか否かの瀬戸際にいる。

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もともとは次の導入を考えていた(今は小説の一部)

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―アメリカ大使公邸ー

戦後、数々の写真が日本の政治を描いてきた。

昭和34年4月10日、皇太子殿下と美智子妃のご成婚パレードがある。美智子妃が馬車から手を振る姿は日本の明るい未来を象徴する写真だった。

昭和39年 1010日、東京オリンピックの入場行

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現在、自民党はネジレが解消し、野党が無力なことが幸いし、どんどん自民党の本来的使命の実現を進めています。今が、自民党結党以来の絶頂期であり、笑いが止まらないようで、昨日は元総理経験者と公明党の山口代表が集り、わが世の春を謳歌したようである。
自民党の生命力は、大企業など金と票に結びつく組織に軸足を置く現実政党である。票に結びつけば、お金をばら撒くが、不特定多数の国民にばら撒くことは無い。
端的にいえば、TPP導入に私は必ずしも反対ではない。競争原理必ずしも悪ではない。問題は、強いものには、これでもかこれでもかというぐらいバックアップ体制を敷くのであるが、弱いもの対するセイフティーを敷くことがありません。若し敷くとすれば、導入後大きな問題となりマスコミで取り上げられ、仕方なく対策を採らざるを得なくなって動くのです。
民主党の「共生の思想」は間違ってはいない。鳩山さんは、孫崎さんが支援した理由が明快なように、先の見える人なのです。先の見える孫崎さんのような人が多ければ、又、情と理性のバランスがうまく機能する民族であれば、鳩山さんは歓迎されるのです。日本でも、沖縄の人は鳩山さんを歓迎しているようです。
民主党の考え方は、これからの日本に不可欠であり、又、激しく議論することも大切ですが、現在の若い優秀な人たちは、理解不能に陥っている「喧嘩の仕方」を学んでほしい。相手を抹殺させるのでなく、相手の心を理解するために戦うのです。相手と一体になるために、何でこのようなことを理解してくれないのだと嘆きながら、相手と喧嘩するのです。
喧嘩の仕方、議論の仕方学び、今回の政権崩壊を大きな授業料として、早く野党結集に再起してほしい。
国民の切なる願いに気付いてほしい。

No.1 126ヶ月前

昨日は二時間半みっちり見させていただきました。見応えのある内容で眠気も吹っ飛んでしまいました。鈴木邦夫さんも控えめな物言いですが、いつも心の琴線に触れることを言いますね。お二人とも現状が(大正期と重なる)危険な状態に入りつつあるという見解で一致していてその点が確認できたことでも収穫は大きかったです。民度として大正期から進歩していないという話は面白かったですが、わからないのはその民度の低さを利用して何をしようとしているのか明確にはわかりません。

小説は面白そうな設定ですが、僕はこれ以上孫崎さんに変なレッテルを貼られるのは耐えられません。ネットではひどいことを言う人がたくさんいます。公安の権限が拡大すれば、孫崎さんだって絶対安全とは言えないですよね。なんというか主張は変える必要はないと思いますが、公正な目で意見を聞いてもらうためにも、むやみに頭がいかれた連中を刺激するのはあまり得なことではないと思います。鈴木邦夫さんも話を聞くとすごく穏健なリベラリストなのに、「右翼」というレッテルだけで色眼鏡で見られます。ある種の政治的な手法もあるのでしょうが、日本人の民度はこの程度なのかと思います。多くの人間の偏見の中でまっとうに生きていくのは本当につらいことです。できればそんな苦労を買って出る必要はないのではないかと思います。

No.2 126ヶ月前

> こんなことは国民はしらない。

いつかの福田首相-「あなたとは違うんです」辞任の真相も孫崎さんを通じて知ったことがありましたが、なぜ日本はいつもこうなのでしょうか。本人自らは決して本当のことをアナウンスしない。
たしか、先日の鈴木邦男氏との対談でも、今の時代、日本で暗殺というのは考えにくいが、それでも、然るべき地位の人が本当のことを言わない(言えない)状況だとの旨語られていたと思います。
もしその種の真実を公言したら、暗殺はないにしろ、何らかの不利益を被る、それは本人だけでなく身近な人々にまで及ぶ可能性もある、だから本当のことを言うわけにはいかない-ということでしょうか。
先のブログ記事に書かれた-
勇ましく「東シナ海に進出する中国に対抗していくことを打ち出した」と言っているが、能力はない。精神論を言ってもしょうがない。厳しい現実を防衛省は国民に知らせるべきである-
これはケースは違いますが、やはり「そんなことを国民が知ったら動揺しかねない、パニックになりかねない」として、国民に知らせることなどあり得ないでしょう。
いずれにしても、支配層は国民のことより保身が第一であり、また、一般国民それぞれの小社会にあっても同じ構図で、上から下まで、日本社会全体が腐っているかのような印象です。

No.3 126ヶ月前

小説の続きが読みたいです。2社から拒否される内容なんて余計に見たくなります。出版されますようにー。

No.4 126ヶ月前

話題が変わってすみません。
安倍総理が、中国防空識別圏設定に抗議し、ASEAN10カ国国際会議を持ち、具体的に中国批判を避けながらも、共同声明を発表した。マスコミも中国批判の記事に終始し、中期防衛計画で具体的な兵力の増強が図られたことを報道しています。
私が間違っているかもしれないが、米国と中国はつながっており、殆どの秘密は共有化されており、日本の中期防衛計画に一定の対応は必要との観点から米国には伝え、話し合いの場が設けられない日本を意識して、防空識別圏を一方的に発表したのではないか。日本全体が得意になって喜んでいるが、米中の掌の上で踊る「孫悟空」になっていないか。少し冷静になって考える必要はないか。外交の裏表に無神経になっているのではないか。

No.5 126ヶ月前

>>5
アメリカと中国は思うより接近しているという話は聞きますから、ありえないことではなさそうですよね。
だとすると、単にアメリカは軍需用産業をもうけさせたいということになりますか?中国との戦争はありえないと僕も思います。もちろん戦争を引き起こしてももうけたいのがアメリカの軍事産業界でしょうが。日本の軍拡と憲法改正、自衛隊の米軍組み込みという流れでしょうか?

No.6 126ヶ月前

外務省は難しい勤務先であることは私はよく知っています。昔アルゼンチン大使だった人がJapan Unmaskedを著作したために外務省追放なられ、その後しばらくして私の隣地にすみ、何事にも用心しておられました。
孫崎先生は勇敢なお方ですが、十分気をつけてください。
イラン勤務の難しさを米国大使館勤務だったStephenから私は聞きました。彼はその後福岡領事、アメリカ大使館勤務になり、楽しそうでした。
海外からの記事を私が読んでみると、日本が危機にあること、中国と米国の裏の関係がよく解ります。外務省がこれらの分析ができないはずはないのですが、現政権を怖れて、真実を伝えられないのかもしれません。
論理に関して英語の語彙は日本語より豊富で米国人の討論の激しさには日本の政権はついて行けず、黙ってしまって米国の言いなりになるのかもしれません。新渡戸博士が日本の主張を外国に理解してもらうべく懸命に努力されたけれど、力つきてなくなられたことは悲しい出来事でした。同博士は武士道をよく理解なさっていたからこそ、民主主義の理解をお出来になったのでしょう。日本の教育は「およそ真なること」にむかわせないので、日本人は激しい討論ができなくて、とんでもないことに引きずられています。いつか来た道へ引きずられそうなことは10年くらいまえから推察できました。
鳩山氏には分析討論能力を持ってもらいたいのです。

No.7 126ヶ月前

>>6
共感頂きありがとうございます。集団自衛権については分かりづらいのですが、ジャパンハンドラーにとっては、軍需兵器の需要を確保することができ歓迎すべきことです。ただ、米国は軍事費の削減、米国民の厭戦気分があり、日本が集団的自衛権を実行したくても、米国民の意思を無視しては戦争が出来ない。今後米国と一体の軍事行動戦争が絶対無いとはいえないが、核の無い小国が対象であり、安倍総理は何のために、米国流の正義に加担する集団的自衛権を確保したいのか疑問が多い。安保条約の運用の中で中国の軍備状況に対応して、今回のように防衛計画を整備していけば済めことではないかと思うのですが。多分万が一のための体制準備ということが公式見解なのでしょう。

No.8 126ヶ月前

amazon kindle ダイレクト・パブリッシングという方法もあるようですが・・・

No.9 126ヶ月前

ほほう、孫崎さんが小説を書いたのですか。なるほど。出版してくれるところがあり、売れれば、正直な稼ぎになっていいですね。小説ならば相当いかがわしいこと、あり得ないを書いても大丈夫なようですね。
先日テレビで韓国製の原子力潜水艦が舞台となる韓国ドラマを見ました。もちろん、宇宙戦艦ヤマト的な空想です。途中でばかばかしくなって見るのを止めました。宇宙戦艦ヤマトなんて馬鹿な空想劇もみたことありません。どっちも負け惜しみみたいですね。今の韓国の現実の潜水艦は日本の潜水艦の半分のサイズで、第二次大戦中のドイツのUボートのサイズで、エンジンはドイツ製ないしはそのライセンス製品のようです。空想の産物と言えばそれっきりでしょうが。
まあ、孫崎さんの小説はそれよりずっとましでしょう。でも、なぜ出版社が遠慮しているのかな。何と言ってもプロですから、売れる売れないについてはハナがきくのでしょうな。

No.10 125ヶ月前
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