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阿川佐和子のこの人に会いたい 第1486回 今井むつみ〈慶應義塾大学環境情報学部教授〉
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
ロングセラーを記録する新書『言語の本質』の著者のひとり、今井むつみ教授がご登場。専門的な本かと思いきやオノマトペ満載の内容に、オノマトペ大好きなアガワもソワソワ。知られざるアガワ家のオノマトペ事情も。
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夜ふけのなわとび 第1837回 林真理子「心と精神」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
わが日大の卒業式は、日本武道館で二回にわけて行なわれる。 言うまでもなく学校法人としての大イベント。私は昨年の早いうちに、色留を新調していた。一昨年も一枚つくっている。 色留などというものは、めったに着るものではない。叙勲とか親族の結婚披露宴に着用するものだ。着物の格としては最高クラスで、男性...
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上沼恵美子の「人生“笑”談」白黒つけましょ 第15回「夫の会社の役員なのに働かない義兄にイライラ」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
私の自宅に「楽屋」と呼んでいる部屋があるんです。服を選んだり、お化粧したりする部屋なんですが、実はこの原稿は、いつもこの楽屋に籠って自分で書いています。 毎週編集部から送られてくる皆さまからの人生相談を「お題」に見立てて、コタツでウンウン唸りながら頭を捻っております。 何時間もそうやってると頭...
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ツチヤの口車 第1336回 土屋賢二「感謝の心は必要か」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
「ありがとう」「ごめんなさい」の二つはちゃんと言えるようにしなさい。こう口を酸っぱくして教えられてきた。教えたのは妻だ。妻自身は、わたしに対してどちらのことばも使ったことはない。 わたしは感謝も謝罪も数えきれないほど表明させられてきたため、いまでは心の中で鼻歌を歌いながら口に出せるまでになった。...
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いまなんつった? 第777回 宮藤官九郎「はい海老マヨ!」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
ドラマ『季節のない街』、4月5日よりテレビ東京ドラマ25枠で放送開始です。 前作からの移行がスムーズ過ぎて『ふて季節のない街にもほどがある!』って感じですけど、しょうがない、このタイミングしか無かったんです。引き続き金曜日です。夜ふかしできる人は是非リアルタイムで、それ以外の方はTVerでお楽しみ下さ...
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人生エロエロ 第576回 みうらじゅん「ダーティーヒストリー」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。“だておーるめーん♫” と、深夜ラジオから流れてくるスリー・ディグリーズの大ヒット曲。邦題は『荒野のならず者』である。 よくは知らないが、彼女たちが歌う、そのフィラデルフィア・ソウル・サウンドってやつにグッときて、期末テストが終ればそのレコードを買うつもり...
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川柳のらりくらり 第997回 選・柳家喬太郎 お題「レジ」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
こないだね、都内某所のデパ地下で、ちょいと惣菜を買いまして。お勘定してもらったら、レジのおねえ様が、小さく「おっ」と言ったんです。なんだろうと思ったら、「お客さん、八百八十八円!」「あ、はい」「末広がり! 八が三つ並ぶなんて、お客さん、福男!」「ハハハ、いやそんな」「こんな事、滅多にないんです...
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町山智浩の言霊USA 第717回「You're trying to shame me(あなたは私に恥をかかせようとしています)by ナンシー・メイ
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
選挙で勝つためなら、相手がカルトだろうと何だろうと、いくらでも妥協する議員がいる。日本の自民党の話じゃない。アメリカの共和党のことだ。 2021年1月6日、トランプが扇動した暴徒に連邦議会を襲撃され、殺されそうになった共和党の議員たちは、トランプは議会制民主主義を暴力で踏みにじったと怒った。サウス・...
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宇垣総裁のマンガ党宣言! 宇垣美里 第119回「これぞオタク女子の夢の住まい!」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
付き合いの長い友人たちと飲むたびに、おばあちゃんになったら絶対に同じマンションに住もうな、という誓いを立てあっている。たとえ結婚していようとしていなかろうと、子どもがいようがいまいが、人生の最後は支え合って面白おかしく生きていこう、と。全員一人の空間が必要なタイプだからシェアハウスじゃなくて、...
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テレビ健康診断 第966回 亀和田武「ホットなジャズを歌い、踊る 笠置シヅ子を演じた趣里は見事!」『ブギウギ』NHK総合
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
連続テレビ小説『ブギウギ』が最終回を迎えた。 特別、朝ドラ好きじゃないのに、なぜ一度も欠かさず観つづけたのだろう。主人公の福来スズ子を演じた趣里に惹かれたんだな。 配役を知り驚いた。違和感さえ覚えた。私の知ってる笠置シヅ子は、中学生のころ観たドラマ『台風家族』とか、とにかく陽気でかしましい浪花...
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春日太一の木曜邦画劇場 第578回「万博に沸く大阪で葬儀博覧会 開催を進めるというブラックコメディ」『とむらい師たち
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
今回は『とむらい師たち』を取り上げる。前回と同じく、その座組を見るだけで期待感が上がる一本だ。 なにせ、主演・勝新太郎―監督・三隅研次という『座頭市物語』を手掛けた二人に加え、原作が野坂昭如、脚本が藤本義一。アクの塊と言っていい面々が顔を揃えているのだ。 物語の設定も、この面々にふさわしい濃厚な...
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阿川佐和子のこの人に会いたい 第1485回 鈴木おさむ〈放送作家、脚本家〉
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
今月末で放送作家引退を宣言されている鈴木おさむさん。その背景にはSMAPという存在の大きさと、二〇一六年一月十八日の「謝罪放送」への罪の意識がありました。SMAPを題材とした新刊小説についても伺います!
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認知症を予防する最強のブレインフード
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
「最強」の食シリーズが、一冊のムックになった。特に読者の反響が大きかったのが、認知症予防に関する記事だ。カギを握るのは「ブレインフード」と呼ばれる食品。何をどれくらい食べればよいのかを徹底取材した。●魚を週2回で認知症リスク41%減●ポテサラより肉じゃが「歯ごたえを意識せよ」●おやつに小魚と無塩ナッツ...
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バブル兄弟・高橋治之と高橋治則「五輪を喰った兄と長銀を潰した弟」第13回 西﨑伸彦「実像と虚像の狭間で」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
バブルの波に乗り、巨額の取引を重ねる治則。“若き帝王”は、愛人の裕子をゴルフ場や仕事先にも同行させていく。そこで彼女が目にしたのは、「一流」を嫌う男の姿だった。
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欽ちゃん82歳の人生どこまでやるの!? 第54回「『不適切!』と言われたらチャンス!」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
ぼくは普段、テレビを見ることがほとんどないの。「欽ドン」や「欽どこ」をしていた時も、自分の出ている番組は全く見ないくらいでさ。周囲にも「ぼくは見てないから」と、いつも言うようにしていた。 というのも、「欽ちゃんが見ている」となると、スタッフや共演している人たちが気にしちゃうところがあってさ。コ...
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野球の言葉学 第704回 山本由伸 〈ロサンゼルス・ドジャース 投手〉(ジャーナリスト・鷲田 康)
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
“シーズンは長い。これから良いピッチングをして、チームに貢献できるように頑張っていきたい”
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夜ふけのなわとび 第1836回 林真理子「イッペイさんへ」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
「青天の霹靂」というのは、こういうことを言うのであろう。 もちろん大谷選手の通訳のことである。みんなから「イッペイさん」と呼ばれて親しまれていた。大谷選手とキャッチボールをしている姿も私たちは記憶している。「異国で、彼の存在はどれほど大谷選手を支えているか」 誰しもが思っていたに違いない。それが...
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上沼恵美子の「人生“笑”談」白黒つけましょ 第14回「人生の師匠はどこにいる?」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
♪梅は咲いたか、桜はまだかいな 早いもので、もうそんな季節になってきましたね。 そういえば先日、滋賀県の長浜に「盆梅展」を見に行きました。盆梅というのは梅の盆栽のことで、この長浜の盆梅展は昭和二十七年から続いているそうで、私は以前にも行ったことがあったんです。 明治時代に迎賓館だった建物の広い座敷...
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最後のテレビ論 《最終回》 鈴木おさむ「仲間たちに捧ぐ」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
半年間、連載してきた「最後のテレビ論」ですが、今月31日で僕が放送作家を辞めるため、今回が最終回となります。 始めるときから、今まで数々の人が書かれているテレビのエッセイとは違う物にしようと、かなり意識して書いてきました。 なるべく自分の目で見てきたことと、そしてそこに関わる人を「実名」で伝える...
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ツチヤの口車 第1335回 土屋賢二「誤解を招く表現」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
わたしは世の中に何の貢献もしていないと思われているが、大間違いだ。 かつて埼玉県の和光市駅はホームも階段も老朽化が進み、崩れないようにそっと歩いたほどだった。池袋から二十分の位置にあって駅員がいることを除けば田舎の無人駅のようだった。 だが、わたしが引っ越しして税金を和光市に払うようになった途...
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いまなんつった? 第776回 宮藤官九郎「どうでしょう!」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
TBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』、いよいよ最終回です。 それにしても良い時代だ。TVer、U-NEXT、Netflixでドラマの観たい回の観たいシーンがいつでも観られる。7話で純子先輩はスケバンを卒業してしまったけど、セーラー服姿の純子も可愛かったなぁ~と郷愁を感じる間もなく2話の「クラリオンガールになる...
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人生エロエロ 第575回 みうらじゅん「怪獣博士のラブレター」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』、アカデミー賞受賞の吉報! 出来ることなら、小学生だった頃の僕にも教えてやりたいものだ。きっと、得意気にこう言うだろう。「いつか取ると思てたわ!」と。 でも、内心は複雑だ。 今まで全く興味なかった者たちまでもが、これを機に...
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川柳のらりくらり 第996回 選・柳家喬太郎 お題「留年」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
はい、今週のお題は留年、であります。 さして深い理由もなく、なんとなく決めたお題だったんですけどね。考えてみりゃ、卒業、入学、進級のシーズンだったんですよね。胸にチクチクの読者の方もいたかもしれませんが、勘弁しておくんなさい。 あたしも学生時代、留年しましたよ。三年生を二回やりました。日本大学...
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町山智浩の言霊USA 第716回「AAVE(African-American Vernacular English=アフリカ系アメリカ人日常英語)」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
「出版社は黒人の本を求めてるんだ」「私じゃダメなのか? 黒人だぞ」 今年のアカデミー賞脚色賞を受賞した映画『アメリカン・フィクション』の主人公、セロニアス・エリソンこと通称モンク氏はアフリカ系の作家。父は医者、自分は名門ハーヴァード卒。大学で文学を教えている。書いているのはギリシア悲劇を現代に移...
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テレビ健康診断 第965回 戸部田誠(てれびのスキマ)「あの名物コーナーが復活!? これぞテレビの歴史のSDGs!」『ラヴ
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
ちょうど10年前、約32年の歴史に幕を閉じた『笑っていいとも!』(フジテレビ)が、思わぬ形で“復活”した。それは『ラヴィット!』、3月13日のオープニングコーナー。この日のテーマ「マネしたいもの」で見取り図・リリーが挙げたのが、『いいとも!』の名物コーナー「テレフォンショッキング」だった。番組ではセット...
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春日太一の木曜邦画劇場 第577回「本筋とは関係なさそうな芝居が人情噺に活気をもたらしている」『とんかつ一代』
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
今回は『とんかつ一代』を取り上げる。 森繁久彌、フランキー堺、加東大介、三木のり平、淡島千景、団令子といった東宝喜劇でお馴染みのメンバーが顔を揃え、喜劇の名手・川島雄三監督が撮った一本だ。その座組に名前倒れすることのない、爆笑作に仕上がっている。 本作は日本映画にありがちなビターな涙も流させる...
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バブル兄弟・高橋治之と高橋治則「五輪を喰った兄と長銀を潰した弟」第12回 西﨑伸彦「私の『じいちゃん』」
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
「初めて会ったのは、一九八七年、新宿ワシントンホテルです」。過去の記憶をそう手繰り寄せるのは、治則の愛人だった女性だ。彼女だけが知る“リゾート王”の秘密とは――。
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103歳 哲代おばあちゃんのご機嫌に生きる新5カ条
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
「私の本、また出るの? 入院しとってすっかり忘れていました(笑)。ありがたいことでございます」 穏やかな口ぶりでそう笑うのは、広島県尾道市で一人暮らしを続ける石井哲代さん(103)だ。
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野球の言葉学 第703回 アダム・ウォーカー〈福岡ソフトバンクホークス 外野手〉(ジャーナリスト・鷲田 康)
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
“イメージ通りの打球を友人や元チームメイトの前で打てた。逆転することもできて気持ちがいいです”
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阿川佐和子のこの人に会いたい 第1484回 九段理江〈作家〉
コメ0 週刊文春デジタル 1ヶ月前
祝・芥川賞受賞! 受賞作を「生成AIを駆使して書いた」との発言で世界的ニュースとなった九段理江さんが、新刊『しをかくうま』を携えご登場。現代的な事象を扱う作風とは違い、意外に古風な一面も垣間見えました。