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「なんてことない夕暮れの」
コメ0 草の根広告社 8ヶ月前
秒速30㎞で公転している地球の上を秒速3mでランニングしているかのような気分だった。どれだけスピードを上げても後ろに下がっていくような感覚。地球の公転スピードに勝てる速さで前に移動できる手段を人間は持っていない。音ですらかなわない。地球の公転スピードを追い抜くことができるのは光だけだ。この地球で前...
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「2024年3月11日」
コメ0 草の根広告社 8ヶ月前
先日「子どもまんなか社会」について私見を求められる機会があった。「子どもまんなか社会」というのは昨年創設された「こども家庭庁」が実現を目指す社会のことだ。
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「メンタルコントロール」
コメ0 草の根広告社 8ヶ月前
学校から電話があった。娘が週末に発熱して以来欠席しているのだ。一月後半のウイルス性胃腸炎と二月のインフルエンザに続いて三度目の発熱欠席となる。今度は咽頭炎だ。その間に義母の葬儀があり、学年閉鎖と連休があり、今度は曾祖父の葬儀と重なってしまった。併せて一ヶ月は休んでいるのではないだろうか。
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「悲しいことがあった日はプラネタリウムに行く」
コメ0 草の根広告社 9ヶ月前
百貨店の屋上遊園地にノスタルジーとともに物悲しさを感じるのは子供の頃に見たテレビドラマの影響だろうか。離婚を決めた両親。何も知らない子供が遊具で夢中に遊んでいるうちに父親がそっと姿を消す。何のドラマだったかは忘れてしまったけれど、なぜかそのシーンだけが強く記憶に刻まれている。調べてみたら、「親...
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「汚れちまった悲しみに」
コメ0 草の根広告社 10ヶ月前
聞いておけば良かったと後悔することがある。たとえば、良かれと思って行動したことが相手を不快にさせてしまった時。親切が仇になった時。ありがた迷惑と思われてしまった時だ。
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「七年目のサンタクロース」
コメ0 草の根広告社 10ヶ月前
12月25日の朝、頼んだものと違うプレゼントが届いていた、という友達の話を娘から聞いた。「サンタさんが忙しくて間に合わなかったんだって」 頼んでいたプレゼントは後日宅配便で届いたのだという。物流・運送業界の2024年問題を先取りしたような出来事だと思った。
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「偏りのない情報を伝えること」
コメ0 草の根広告社 11ヶ月前
子育てをしていると視野が狭くなるよとよく言われる。2つの理由があると思う。ひとつは時間的な制約。子どもだけを見つめている時間が増えることでその向こうに広がっている社会に目を向ける時間が少なくなること。もうひとつは物理的な制約。自分の子どもに寄り添った子育てをしているうちにそれが常識だと勘違いして...
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「父ちゃん、ごめん」
コメ0 草の根広告社 11ヶ月前
ランドセルを背負った娘と一緒に家を出る。海辺の町を吹き抜けていく風もだいぶ冷たくなって来たものの例年ほどの寒さは感じられない。富士の高嶺に降り積もった雪だけが今年ももう終わりなんだなと感じさせてくれる。海沿いの国道を娘と手を繋いで歩く。「今日は絶対将棋だからね」と念押しされる。算数ドリルで桂馬...
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「サンタクロース陰謀論」
コメ0 草の根広告社 11ヶ月前
「ねえ、パパ。サンタクロースはパパとママなの?」 今年もクリスマスを指折り数え始めた娘が言った。無防備な姿勢でいきなり後ろから斬り付けられたような衝撃だった。
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「不真面目なことを真面目にやるのは不真面目じゃないからだ」
コメ0 草の根広告社 12ヶ月前
「行きたくないときは行かなくていいんだよ」 ぼくのそんな言葉通り、保育園をよく休んでいた娘が小学校に入学してからは一度も休んでいない。
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「仕方がないじゃ済まない話」
コメ0 草の根広告社 12ヶ月前
軽自動車が丁字路で下校中の小学生を巻き込む事故を起こした。小学2年生の男女合わせて3人が怪我をし、うち一人は重体。ハンドルを握っていた75歳の男性は現行犯逮捕されたという。同じ時間帯に同じような道を歩いて小学校に通学している子供を持つ親として背筋が凍った。