百貨店の屋上遊園地にノスタルジーとともに物悲しさを感じるのは子供の頃に見たテレビドラマの影響だろうか。離婚を決めた両親。何も知らない子供が遊具で夢中に遊んでいるうちに父親がそっと姿を消す。何のドラマだったかは忘れてしまったけれど、なぜかそのシーンだけが強く記憶に刻まれている。調べてみたら、「親との別離」という子の悲しみを和らげる為に離婚後の親権のない親との面会なども遊園地などで行われることが多いという。「悲しい事実」を「楽しい体験」で上書きすることで「悲しい記憶」を「楽しい記憶」の下に埋めるという、心理学的にも理にかなった方法なんだそうだ。
草の根広告社
「悲しいことがあった日はプラネタリウムに行く」
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