閉じる
閉じる
×
第7テーマ「統計から考える現在と未来」の事前学習課題について,まとめましょう。
このプログラムで学ぶことは,あなたの生活とかけはなれたムズカシイことではありません。なぜなら,統計学は税金などの政策から駅の改修工事や交通機関のダイヤ編成など,私たちの身近なありとあらゆる分野に使われている話だからです。
今回は統計学で課題を解決するときのPPDACサイクルで,どんな問題を解決したいのかを考えました。PPDACとは,問題の発見(Problem),調査計画の策定(Plan),調査(Data),分析(Analysis),結論(Conclusion)の頭文字を集めたものです。
課題1 (有効回答数38)
あなたが解決したい課題は何ですか?
いろいろな回答がありましたので,大きく4つに分類しました。
・校種の差は?
選んだ課題は校種によって違いがあるのでしょうか。
小学生 中学生
図2 小学生と中学生の違い
どうでしょうか。大きな違いではなさそうです。課題を選ぶとき,小学生と中学生で大きな違いはなさそうです。
・男女の差は?
男女間には差があるでしょうか?
男子 女子
図3 男子と女子の違い
女子は男子と比べて,生活の課題やスポーツ文化の割合が少ないという結果になりました。これが男女の興味の違いがどうかを確実にするためには,女子の回答数がもっと必要になります。現在は男女比が3:1なので,最低でも1:1くらいになるといいですね。
考えた課題についての予想や解決方法についても提案してもらいましたが,研究において,もっとも大変で価値の高いテーマの設定について詳細に公開することはできません。ぜひ,このテーマで次年度研究を行ってみてほしいですね。
このプログラムで学ぶことは,あなたの生活とかけはなれたムズカシイことではありません。なぜなら,統計学は税金などの政策から駅の改修工事や交通機関のダイヤ編成など,私たちの身近なありとあらゆる分野に使われている話だからです。
今回は統計学で課題を解決するときのPPDACサイクルで,どんな問題を解決したいのかを考えました。PPDACとは,問題の発見(Problem),調査計画の策定(Plan),調査(Data),分析(Analysis),結論(Conclusion)の頭文字を集めたものです。
課題1 (有効回答数38)
あなたが解決したい課題は何ですか?
いろいろな回答がありましたので,大きく4つに分類しました。
- 自然現象
- 政策課題
- 生活の課題
- スポーツ文化
それぞれの割合は以下の通りです。
図1 統計を使って研究してみようと考えた課題
もっとも多かったのは自然現象でした。それ以外に,政策課題,生活の課題,スポーツ文化が続いています。それぞれのタイトルを以下にご紹介します。
1 自然現象について
2 政策課題について図1 統計を使って研究してみようと考えた課題
もっとも多かったのは自然現象でした。それ以外に,政策課題,生活の課題,スポーツ文化が続いています。それぞれのタイトルを以下にご紹介します。
1 自然現象について
- 地球温暖化の原因
- インフルエンザの流行やワクチンによる予防
- 森林の面積の増減
- 季節による日の出・日の入りの時刻の変化
- 環境汚染の原因となる物質の濃度
- ぶどうの甘さを決める条件
- 花粉症にかかる人の特徴
- フィルムケースロケットの飛距離を決める条件
- 酸っぱいと甘いを決める条件
- 人工甘味料の性質
- 農業や漁業のこれから
- 食料自給率と国土面積の関係
- 交通事故の推移と減少させる条件
- 介護業界の動向
- 道後温泉本館改修の観光への影響
- 小中学生の将来像
- 日本人の身長の未来予測
- 学校の図書室で本を借りる人の学年と借りる本の数の関係
- 小中学生はどのくらいの年賀状をもらえるか
- 家庭学習の方法と効果
- あなたの悩みを相談できる人の割合
- 小学生のお小遣いやお年玉の金額
- 新聞の購読と成績の関係
- 収入とその人の履歴の関係
- 横綱になるための条件
- 柔道の試合時間と1本勝ちの関係
- 芥川賞と直木賞の売れ行きの違い
- 野球で出塁したときの最適戦略
- 部活動の種類と所属人数の割合
- 部活動の設備と成績の関係
・校種の差は?
選んだ課題は校種によって違いがあるのでしょうか。
小学生 中学生
図2 小学生と中学生の違い
どうでしょうか。大きな違いではなさそうです。課題を選ぶとき,小学生と中学生で大きな違いはなさそうです。
・男女の差は?
男女間には差があるでしょうか?
男子 女子
図3 男子と女子の違い
女子は男子と比べて,生活の課題やスポーツ文化の割合が少ないという結果になりました。これが男女の興味の違いがどうかを確実にするためには,女子の回答数がもっと必要になります。現在は男女比が3:1なので,最低でも1:1くらいになるといいですね。
考えた課題についての予想や解決方法についても提案してもらいましたが,研究において,もっとも大変で価値の高いテーマの設定について詳細に公開することはできません。ぜひ,このテーマで次年度研究を行ってみてほしいですね。