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臨時国会 参院で7割超 躍進を反映
2013年に国会に提出された請願署名のうち、日本共産党国会議員団が紹介議員となったのは1892万9100人分で全体の6割(59・79%)をしめ、全政党の中で最多となっていることが29日までにわかりました。このうち、先の185臨時国会(10月15日~12月8日)では、503万1783(65・7%)、参院のみでは、315万2371(73・17%)と7割以上になり、7月の参院選挙での躍進を反映した結果となりました。国民の運動と結びつき、要求実現にとりくむ政党としての姿が改めて鮮明になりました。
今年(183通常国会と185臨時国会)提出された請願署名総数は3165万8591人分。紹介数は日本共産党が他党を圧倒的に引き離し1位。2位は自民党の563万6071(17・8%)、3位は民主党の333万8420(10・55%)。
臨時国会で自民は62万3702(8・14%)まで落ち、民主党(65万4642、8・55%)を下回り3位になりました。
同国会で日本共産党が紹介した請願は、秘密保護法案廃案・制定反対、憲法改悪反対、来年4月からの消費税増税中止、TPP(環太平洋連携協定)交渉撤退・参加中止、沖縄・米軍普天間基地の無条件撤去、米軍オスプレイ機配備撤回、民法改正、生活保護基準引き下げ反対、社会保障制度改革推進法廃止、福島第1原発の地下水・汚染水の海への放出反対、教育予算増額・教育費無償化など248件。
請願 国民が国会や各省庁、地方議会などに要求を提出できる制度。選挙権などと並び憲法で保障された重要な権利です。国会への請願は議員の紹介で衆参議長に提出。各委員会で採択されれば、内閣は対応が求められます。