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特別国会で14人の新人を含め、21議席に増えた日本共産党・衆院議員団の委員会担当が25日までに決まりました。国会での発言力が大幅に増加した衆院議員団は参院議員団とともに、年明けに始まる通常国会で安倍暴走政権に対する本格的な論戦に挑みます。
衆院議員団は改選前の8議席時は、11の常任委員会に委員を置くものの、法務、農林水産、環境、国家基本、決算行政監視、懲罰の六つの常任委員会には委員がいませんでした。今国会からは、17の全常任委員会に委員を配置。うち内閣、総務、法務、財務金融、文部科学、厚生労働、農林水産、経済産業、国土交通、予算、決算行政監視の11委員会で複数委員を置きます。
特別委員会は、9委員会のすべてに委員を配置し、うち7委員会で複数委員となりました。
予算委員会をはじめ、各委員会での質問時間も増えることになります。
国家基本委員会に志位和夫委員長が所属することで、首相と各党党首が行う党首討論に志位氏が参加する資格を文句なく得ることができました。
21議席になったことで、参院に続き衆院でも議案提案権を獲得(予算を伴わないもの)。日本共産党は、昨年の参院選の躍進で得た議案提案権を生かし、ブラック企業規制法案、秘密保護法廃止法案を提出。ブラック企業規制法案提出後、厚生労働省が4000を超える事業所に是正指導を行うなど、政治を前に動かす力になりました。こうした活動が衆院でも行えることになります。