小田川氏「努力」
日本共産党の山下芳生書記局長は21日、全労連を訪れ、志位和夫委員長の提案「『戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府』の実現をよびかけます」をもとに、小田川義和議長らと懇談しました。山下氏は「法案反対のたたかいで、全労連がナショナルセンターの違いをこえた国民的共同を広げるうえで大きな役割を果たしたことに心から敬意を表します」と語りました。
山下氏は、「提案」の▽戦争法(安保法制)廃止、安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させよう▽“戦争法廃止、立憲主義を取り戻す”という一点で政党・団体・個人が共同して国民連合政府をつくろう▽「戦争法廃止の国民連合政府」で一致する野党が、国政選挙で選挙協力を行おう―との内容を丁寧に紹介しました。そのうえで空前の高まりとなった国民運動の到達、「強行されてもあきらめない」「安倍政権を倒して」「野党は力をあわせて」との声に、「党としてどうこたえるか、真剣に検討した結果の提案です」と語りました。
小田川氏は、戦争法廃止、安倍政権打倒とあわせて、「それにかわる政権のよびかけは、新しい踏みだしだと受け止めている」と発言。「戦争法廃止の国民連合政府」が、ナショナルセンターの違いをこえた要求となるよう努力していきたいと語りました。
日本共産党から大幡基夫労働局長、全労連から野村幸裕、長尾ゆり、根本隆の各副議長、井上久事務局長、渡辺正道事務局次長が出席しました。