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唐沢氏は比例に
夏の参院選に向けて選挙協力を協議してきた日本共産党長野県委員会と民主党長野県総支部連合会、民主党杉尾秀哉選挙区予定候補の三者「政策協定書」調印式が7日、長野市内で行われ、選挙区候補を杉尾氏に一本化することを発表しました。共産党の唐沢ちあき選挙区予定候補は同日夕に会見し、「統一候補実現を歓迎する。しっかりスクラムを組み勝利に全力を挙げる」と述べるとともに、新たに比例候補として力を尽くすと意気高く語りました。調印式には、日本共産党の鮎沢聡県委員長、石坂千穂県書記長、民主党の北沢俊美県連代表、倉田竜彦県連幹事長が出席しました。
政策協定は、(1)安保法制の廃止、集団的自衛権の行使容認の閣議決定の撤回、立憲主義の回復をめざす(2)安倍政権の打倒をめざす(3)安倍政権による憲法改悪を阻止する(4)格差社会の是正をはかる―の4項目です。三者は、中央の5野党協議、長野県の3党(共産、民主、社民)協議をふまえ「県民の声を反映するために政策的一致が広げられるように努力する」としています。
共産党は、TPP(環太平洋連携協定)、消費税増税の課題も提起しています。
鮎沢県委員長は「政策協定調印は5野党合意をふまえた歴史的出来事であり、戦争法廃止、立憲主義回復の第一歩だ。自公を倒すのろしを信州から」と強調し、政策協定と選挙協力で一致した杉尾氏を推薦し当選へ全力を挙げると述べました。
北沢県連代表は「全国にこれが伝わり、政治を変えるきっかけにしたい。反安倍の総力を結集する第一歩に」と期待を込めました。