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景気に好影響。銀行貸出残高2.9%増 6月末、22カ月連続増加
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景気に好影響。銀行貸出残高2.9%増 6月末、22カ月連続増加

2013-07-07 03:21
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    本日のニュースは、7月6日の日本経済新聞の5面から。

    <リンク>日本経済新聞 銀行貸出残高2.9%増 6月末、22ヶ月連続増加
    (転載開始)
    全国銀行協会が5日に発表した6月末の預金・貸出金速報によると、
    貸出残高は前年同月比で2.9%増え、434兆3294億円となった。
    企業の資金需要が上向いているためで、増加率は4年ぶりの大きさとなった
    5月(2.8%)を上回った。
    銀行の貸出残高が増えるのは22カ月連続。
    6月は都市銀行が2.8%増と約4年ぶりの高い伸びを示した。

    預金残高は前年同月比4%増の617兆164億円だった。

    (転載終了)

    このニュースが表していることは、民間銀行が昨年に比べて貸出を増やしているということ。

    銀行貸出が増えるということは、市場に対してお金を創造していることになる。

    何故なら、銀行貸出をするとその金額分の預金が無から創造されるからだ。

    このお金を作り出す行為を信用創造という。

    中央銀行と民間銀行のみが行えるお金の創造である。

    貸出が増えるということは、市場の取引が増えることを表している。

    市場の取引が上昇すれば、商品の販売が良くなり、景気が上昇しやすくなる。

    実際に、景気指数はここのところ改善が見られる。

    <リンク>産経新聞 基調判断を「上方への局面変化」へと引き上げ 5月の景気動向指数



    問題は、その貸出先がどこに向かっているかである。

    不動産と取り引きなどの金融経済に向かえば、不動産価値は上がるが、
    実体経済の景気上昇には結びつきにくい

    一方、製造業などの実体経済に融資が拡大すれば、実体経済の消費は上昇するので
    景気は回復しやすい。

    それについては後日お伝えしたい。
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