2014冬アニメクロスレビュー『フューチャーカードバディファイト』
舞台は2030年頃、日本の首都・超東驚(ちょうとうきょう)。人間は「バディファイト」を通じ、「親近界」と呼ばれる異世界の住人たちと交流を始めていた。バディファイトとは、選ばれた人間「バディファイター」が、異世界の住人(バディモンスター)と相棒となり繰り広げるゲームである。その戦いは、時に国の命運を左右することもあるほど重要で、バディモンスターの力を悪用するものも現れていた。相棒学園初等部6年、未門牙王(みかどがおう)。彼もバディファイトに憧れ、いつかモンスターを相棒にしたいと願っていた。ある日、不良に絡まれている少年を見かけた牙王は、正義感から得意の合気柔術で少年を助け出す。そんな牙王の活躍を遠く異世界から眺めていたモンスターがいた。ドラゴンワールドの英雄の息子、「ドラムバンカー・ドラゴン」だ。ドラムは常識破りな牙王を気に入り、バディ(相棒)として契約する。バディモンスターに選ばれた主人公がバディファイトを通じ、相棒や仲間との絆を深め、ともに成長していくストーリー。
制作/OLM・XEBEC
監督/池田重隆
声優/水野麻里絵、大畑伸太郎、斉藤壮馬ほか
1月4日よりスタート
テレビ東京系 毎週土曜日 8時00分~
公式サイト:http://www.tv-aichi.co.jp/fc-buddyfight/[リンク]
総合得点 平均
6.7/10点(レビュアー 3名)
srbnのレビュー
演出 7
脚本 7
作画 7
OP / ED 7
バディ度 8
-----
総合 7
『カードファイト!!ヴァンガード』を手がけるブシロードが送る新作カードゲームのアニメ。ヴァンガードに例えると、カムイさんが主人公になって小学生をターゲットにしたような感じです。道場の息子である主人公は喧嘩っぱやく熱血な少年。わかりやすいライバルもいるし、素直な少年向けアニメって感じがしました。決定的な違いは、バディの存在でしょう。『ヴァンガード』では「僕の分身」とか言ってはいたものの、所詮カードはカードであり、実体化はイメージ上のものでした。『バディファイト』では、友達かのようにバディモンスターが具現化しており、人々は特殊な力を持たなくてもバディの存在を認識できています。ゲーム自体はまだ実戦が描かれていないのでわかりませんが、TCG好きのみならずバトルモノ、非日常学園モノが好きな人も楽しめるかな。てか学校でカードゲームの授業があるってうらやましいなあ。
アニ二郎探検隊のレビュー
演出 7
脚本 8
作画 8
OP / ED 8
ヴァンガードを超えるぞ!度10
-----
総合 8
カードゲームアニメ。1話はカードバトルせずに世界観を見せることに注力するという演出。しっかりアニメに引き込んでからバトルに持っていくのだろうか。いきなりバトルされても良くわからんのでこれはこれであり。人間側とモンスター側がそれぞれちゃんと自意識を持ち、世界もあり、個性があるのもいいですね。男の子向けの熱い感じがします。
ジョージ・レックのレビュー
演出 5
脚本 6
作画 5
OP / ED 7
ブシロー度 7
-----
総合 5
朝にぴったりなチャイルド向けカードバトルアニメ。治安部隊がカードバトルで犯罪者を捕まえたり、学校の授業でカードに関する作文を書いたり、バディファイト中心に回ってる世界が舞台。コロコロとタッグを組んで低学年層にカードゲームをアピール・浸透させていくのが目標みたい。この系統のアニメでのバトルって結局「運次第」じゃんと思うことが多い中、「運をつかまえる準備をしていなければ絶対に来ない」と主人公に説く店長の言葉が出てきたのが実に良かった。終始主人公のことをストーカーの如く監視してたドラゴンはツンデレの予感。ショタ好きのお姉さんたちも是非。
レビュアープロフィール
srbn
OPやEDに弾幕が流れるようなアニメをよく観ていますよ。
アニ二郎探検隊
アニメの流通も手がける某企業に勤務する元イベント屋の30代
ジョージ・レック
古いアニメから最新のアニメまで広く浅く監視中。ロボット・能力バトル・恋愛・日常…なんでも食う系男子。好きなアニメは「聖闘士星矢」「輪るピングドラム」「ぱにぽにだっしゅ!」
※画像は公式サイトより引用