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アニメ評論家・藤津亮太のアニメの門ブロマガ 第13号(2013/3/9号/月2回発行)
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アニメ評論家・藤津亮太のアニメの門ブロマガ 第13号(2013/3/9号/月2回発行)

2013-03-09 23:55
  • 5

 まずはお詫びを。
 今回は、僕のミスでメルマガ発行が1日遅れてしまいました。大変申し訳ありませんでした。次号からは発行日を守るようにしますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 さて。
 僕は、30数年来の花粉症持ちです。ここ数年は症状が軽くなってきたのと、ようやく対処法が確立したのでほどほどに過ごしてましたが、この金曜日の花粉はさすがにキツかった。アレルギーはアレルゲンを避けて、スイッチが入るのをいかに遅らせるかが勝負なので、この花粉ラッシュによって、本格的に花粉症のスイッチが入ることを恐れています。
 では今回もいってみましょう。

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1.最近のお仕事紹介
2.今月のアニメビジネス・ニュースセレクション
3.「マルチアングル」こぼれ話
4.不定期連載「お仕事こぼれ話 その2」
5.お蔵出し原稿
6.Q&A
7.お知らせ



最近のお仕事

  1. 5月12日より早稲田エクステンションセンターで講義スタート
     予約開始は3月11日からですが、一足早くこちらでご紹介します。早稲田大学が運営する公開講座で連続講義を行います。早稲田エクステンションセンターの公開講座というのは、つまり早稲田大学のリソースを活用した一般向けの教養講座と思っていただければいいと思います。
     日付は5月12日(日)、19日(日)、26日(日)、6月2日(日)、9日(日)。時間はいずれも13:00~15:00です。
     テーマは、先方からのリクエストもあり「監督」についてです。題して「日本のアニメーション監督 ―高畑勲、宮崎駿から細田守、その先まで―」です。
      第1回 アニメーション監督とは
      第2回 高畑勲と宮崎駿
      第3回 富野由悠季と出崎統
      第4回 押井守と庵野秀明
      第5回 細田守と神山健治
     というような内容を考えています。早稲田エクステンションセンターでは秋からも講義をすることが決まってます。こっちは「アニメ史試論RETURNS」な内容になる予定です。
     講座は、先着順だそうで予約開始になりましたら是非よろしくお願いいたします。
     http://www.ex-waseda.jp/

  2. 講座『アニメ映画を読む』3月
     毎月第三土曜日18:00より朝日カルチャーセンター新宿教室で行っている講座です。13年からは『アニメ映画を読む』は『アニメを読む』に改題して、もう少し取り上げる幅を広げつつ続行します。
     また4月~6月のラインナップも発表になりました。
      3月16日 アニメを読む制作編「アニメのシナリオって何?」
       http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=190262&userflg=0
      4月20日 映画『銀河鉄道999』
      5月18日 アニメを読む制作編「作画のおもしろさ」 ※ゲスト:アニメーター 数井浩子氏
      6月15日 『アイアンジャイアント』
     http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=197795&userflg=0

  3. 講座『アニメの楽しみ』4月~6月期
     4月から東急BEセミナーたまプラーザ校で講座『アニメの楽しみ』を始めます。予約がもう始ってます。時間は第三土曜日14:30~16:30。基本、過去に朝日カルチャーセンターで行った講義の再演ですが、当然細部はいろいろ変わってくると思います。聞き逃していた方、気になる方は是非。ラインナップは以下の通りです。
      4月20日 映画けいおん!
      5月18日 ルパン三世 ルパンVS複製人間
      6月15日 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
       http://www.tokyu-be.jp/seminar/2013040004EJ01001.html

  4. 最近参加したムック等
    『PSYCHO‐PASS サイコパス OFFICIAL PROFILING』(角川書店)
     本広総監督、塩谷監督、脚本・深見さんのインタビューなどを担当しています。
     http://www.amazon.co.jp/dp/4041104068/

    『伏 鉄砲娘の捕物帳』(BD限定版)
     宮地昌幸監督インタビューと総論『八犬伝曼荼羅』を執筆しました。
     http://www.amazon.co.jp/dp/B00APVOZHS/ 『天元突破グレンラガン COMPLETE Blu-ray BOX(完全生産限定版)』
     同梱される「未公開の初期設定など膨大なアーカイブを掲載したハードカバー製ムック本」をお手伝いしております。レアな画稿、レアな原稿満載の一冊です。
     http://www.amazon.co.jp/dp/B00ATYCF1Y/

    『エウレカセブンAO』9巻
     1巻からブックレットを担当してきましたが、最終巻は京田監督のオーディオコメンタリーの聞き役も務めています。
     http://www.amazon.co.jp/dp/B007T1LMPA/

     ご興味ある方はお求めいただければ。


今月のアニメビジネス・ニュースセレクション

「アニメの門チャンネル」で紹介した気になるニュースを「アニメ!アニメ!ビズ」のURLつきで再紹介します


「マルチアングル」こぼれ話

 マルチアングルは、メルマガで「“日常系”の再学習――70年代の高畑勲」を連載していただいている宮昌太朗さんをゲストに招いて、「アニメにおいてリアルとは何か」というテーマで話しました。

 どうしてこのテーマを選んだかというと、僕はここ数年「アニメの歴史を大づかみに俯瞰すること」の必要性を感じていまして、それを行うにあたっては、「リアル」という価値観の成立/取り扱いを見ていくことで、アニメに何が起きていたがクリアになるのではないかと考えているのです。
 トークではまず、リアルを語る上で触れそうなタイトル(『ハイジ』から『けいおん!』まで数作品)をあげつつ、

 
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電子書籍希望です。

No.2 142ヶ月前

>>2
ありがとうございます!。希望は2件目になります。

No.3 142ヶ月前

電子書籍希望です!
黒沢清が初期のドキュメンタリー映画『工場の出口』を引き合いに出してカメラと演出について触れていたのを思い出しました。
そこから アニメのリアル というのはすごくおもしろそうです!

No.4 141ヶ月前

>>4 ありがとうございます。気付くのおそくてすみません。もうちょっとリクエストあれば……

No.5 141ヶ月前

電子書籍化されたら是非読みたいです。

アニメの「リアル」は、先日JAniCAで行われた作画表現史の講座でも、核となるポイントでした。井上俊之氏が、リアルな作画はなんのために必要なのか、それが格好いいからとかじゃなくて、キャラクターの心情を描くために必要なんだとある瞬間に気づいた、というようなお話をされていました。それでは作画以外ではどうだったのか、広く知りたいです。

No.6 141ヶ月前
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